1.1.8 給与区分マスタ(業務コードマスタ設定)

≪運用≫

・ 給与区分に関する情報の登録を行います。(例:月給者、日給月給者、パート、管理職 等)

・ 支給日、支払条件(当月支給、翌月支給、翌々月支給)、締日などに関する改定情報の登録を行います。

・ ロール設定で、給与区分によるセキュリティの設定が可能です。

【年末調整業務】

・ 年末調整の処理方法を設定します。

【年調処理区分】

最終給与計算時に所得税と過不足税額を相殺します。

項目

内容

1: 別途で処理

過不足税額の精算を、給与/賞与の支給とは別に、(現金などで)行う場合には、この設定となります。

給与計算等とは連動せずに過不足税額の算出のみを行います。

2: 給与で処理

当年の最終支給が「給与」である場合の設定です。給与計算時に年調計算が一緒に行われます。「4:給与で処理(相殺)」との相異点は、12月の所得税額を求めたうえで、過不足税額を求めるという点です。

12月の給与計算を実行します。12月の給与計算を実行すると内部的に年調計算処理が実行され、自動的に過不足税額の算出が行われます。

実際の処理は、下記順で実行されます。

@ 12月の給与計算を実行

A 過不足税額を算出

B 再度12月の給与計算を実行

給与システム管理マスタの給与支給月区分が1:翌月で処理対象年月が12月の場合、給与計算は11月の給与計算を実行します。また、給与集計の範囲は前年12月〜当年11月になります。

3: 賞与で処理

当年の最終支給が「賞与」である場合の設定です。賞与計算時に年調計算が一緒に行われます。

12月の賞与計算を実行します。12月の賞与計算を実行すると内部的に年調計算処理が実行され、自動的に過不足税額の算出が行われます。

12月に複数回の賞与支給がある場合、正しく処理されません。

実際の処理は、下記順で実行されます。

@ 12月の賞与計算を実行

A 過不足税額を算出

B 再度12月の賞与計算を実行

4: 給与で処理(相殺)

当年の最終支給が「給与」である場合の設定です。給与計算時に年調計算が一緒に行われます。「2:給与で処理」との相異点は、12月の所得税額を0円として、過不足税額を求めるという点です。

12月の給与計算を実行します。12月の給与計算を実行すると内部的に年調計算処理が実行され、自動的に過不足税額の算出が行われます。

実際の処理は、下記順で実行されます。

@ 12月の給与計算を実行

A 過不足税額を算出

B 再度12月の給与計算を実行

年調処理区分=2との違いは12月給与分に対する所得税を求めずに(0円とする)当年の過不足税額を求める点です。

給与システム管理マスタの給与支給月区分が1:翌月で処理対象年月が12月の場合、処理対象年月−1ヶ月の給与計算を同時に行います。

5: 仮年調後に給与で処理

仮年調(12月賞与計算時に仮の年調処理を行い賞与税額で精算(相殺)する機能)実施後に、当年の最終支給の「給与」で年調計算を行う設定です。最終支給の「給与」で行う内容は、「2:給与で処理」と同じになります。

6: 仮年調後に給与で処理(相殺)

仮年調(12月賞与計算時に仮の年調処理を行い賞与税額で精算(相殺)する機能)実施後に、当年の最終支給の「給与」で年調計算を行う設定です。最終支給の「給与」で行う内容は、「4:給与で処理(相殺)」と同じになります。

【仮年調対象者区分】

項目

内容

1:全件

仮年末調整にて、全員対象者とします。

2:追徴見込者

仮年調計算結果にて徴収税額がゼロ円を超えた社員のみ対象者とします。

【休職処理】

・ 休職者用の支給日、締日などに関する改定情報の登録を行います。社員マスタ一覧表印刷は、出力時点の情報を出力します。年度など関係ありません。

≪重要≫

・ 給与区分マスタの登録を始めるには、現在処理年月マスタを登録する必要があります。

≪ポイント≫

・ このマスタデータは標準パッケージで提供していません。お客様の業務にあわせて、運用前に登録する事が必要です。

・ 給与計算及び賞与計算時に年末調整計算が同時に行われる場合、給与(賞与)の計算上で参照する給与区分情報は、年末調整年月で参照します。

・ 給与計算時、支給日登録で支給日が未登録の場合、給与区分マスタにて登録されている「支払の日1」を用いて処理されます。

・ 「支払条件」については、年末調整処理の所得税源泉徴収簿および賃金台帳を出力した際に、出力される月の範囲を変更するのに用いられています。

・ 「支払の日2」、「支払条件2」、「締日2」については、将来拡張項目となっています。現在は未使用です。

・ 「社保用日給月給区分」によって定時・月変一括計算及び保険者算定処理、社会保険データ登録・計算時の算定基礎日数の扱いは以下のように変わります。
○日給:3ヶ月の期間で、算定基礎日数が17日以上の月を算定対象月とします。
     17日以上の月が1ヶ月も無い場合は、算定基礎日数が15日以上の月を算定対象月とします。
○月給:3ヶ月の期間で、算定基礎日数が17日以上の月を算定対象月とします。

また、社会保険提出用データ出力の「被保険者区分」は以下のように出力します。
○日給:被保険者区分を「1」(パート扱いする者)で出力します。
○月給:被保険者区分を「0」(一般の被保険者)で出力します。

※短時間労働者は、「社保用日給月給区分」では設定できません。 1.1.5 現在処理年月マスタ(法人システム設定)に「@短時労働者」を設定し、管理してください。

≪サンプルファイル≫

給与区分マスタ ファイル出力 サンプルファイル

給与区分マスタ 一覧画面

≪画面説明≫

フィールド

名称

入力/表示内容

桁数

必須

テーブル名

選択したテーブル名が表示されます。

表示項目

時系列表示
(基準日現在)

表示したい給与区分マスタの改定を入力します。

6

数値

 

給与区分

検索したい給与区分を入力します。

2

数値

 

一覧

登録されている給与区分マスタの一覧が表示されます。

表示項目

ボタン

名称

機能内容

条件変更(H)

検索条件設定の画面を表示します。選択したテーブルのマスタ項目が表示されます。

検索(S)

条件画面で設定した内容で、検索を行います。

新規(N)

給与区分マスタを新規登録します。詳細画面が表示されます。

複写(C)

選択した給与区分マスタを複写します。詳細画面が表示されます。

修正(M)

選択した給与区分マスタを修正します。詳細画面が表示されます。

改定(A)

選択した給与区分マスタの改定を作成します。詳細画面が表示されます。

印刷(P)

一覧に出ている給与区分マスタを印刷します。

ファイル取込(L)

給与区分マスタをファイル取込します。

ファイル出力(O)

一覧に出ている給与区分マスタをCSV出力します。

無効/有効化(I)

選択した給与区分マスタを無効化にします。
または無効化した給与区分マスタを有効化します。

削除(D)

選択した給与区分マスタを削除します。

戻る(R)

前の画面に戻ります。

給与区分マスタ 詳細画面

≪画面説明≫

(初期表示状態)

(画面スクロール状態1)

フィールド

名称

入力/表示内容

桁数

必須

法人コード

選択したレコードの法人コードが表示されます。

表示項目

給与区分

給与区分のコードを入力します。

表示項目

改定年月

改定年月を入力します。
西暦6桁で入力します。

表示項目

給与区分名称

給与区分に対応する名称です。全角漢字10文字以内で入力します。

20

文字

 

給与区分名称外国語

給与区分に対応する外国語名称です。

100

文字

 

勤務区分

現在未使用です(将来拡張用)。入力する必要はありません。

(未使用)

締日1

給与の締日を入力します。

月末締めであれば「31日」と設定してください。システムにて、「31日=月末日」と判断します。

≪ポイント≫

@RE関数は給与計算対象月の前月締日翌日〜当月締日までの日数を算出します。

@RE2関数は給与計算対象月の前々月締日翌日〜前月締日までの日数を算出します。

2

数値

 

支払条件1

・ 0:当月支払
・ 1:翌月支払
・ 2:翌々月支払
の中から入力します。

所得税源泉徴収簿および賃金台帳に出力される月日を制御します。

オプションボタン選択

支払の日1

給与支払の日を入力します。

2

数値

 

締日2

現在未使用です(将来拡張用)。入力する必要はありません。

(未使用)

支払条件2

現在未使用です(将来拡張用)。入力する必要はありません。

(未使用)

支払の日2

現在未使用です(将来拡張用)。入力する必要はありません。

(未使用)

社保用日給月給区分

・ 1:日給
・ 2:月給
から入力します。

社会保険の算定における基礎日数の取り扱いを指定します。
通常は「2:月給」を、パートタイマー(短時間就労者)に該当する場合は「1:日給」を指定します。

オプションボタン選択

年調処理区分

・ 1:別途で処理
・ 2:給与で処理
・ 3:賞与で処理
・ 4:給与で処理(相殺)
・ 5:仮年調後に給与で処理
・ 6:仮年調後に給与で処理(相殺)
から入力します。

リストボックス選択

仮年調対象者区分

・ 1:全件
・ 2:追徴見込者
から入力します。

年調処理区分が年調処理区分が「5:仮年調後に給与で処理」もしくは「6:仮年調後に給与で処理(相殺) の場合に選択してください。

オプションボタン選択

仮年調支給区分

仮年調支給区分を入力します。

年調処理区分が年調処理区分が「5:仮年調後に給与で処理」もしくは「6:仮年調後に給与で処理(相殺) の場合に選択してください。

リストボックス選択

無効化フラグ

無効化フラグを入力します。
(0:有効化 1:無効化)

オプションボタン選択

更新年月日

一覧画面で選択したレコードの更新年月日が表示されます。

表示項目

更新時刻

一覧画面で選択したレコードの更新時刻が表示されます。

表示項目

更新者

一覧画面で選択したレコードの更新者が表示されます。

表示項目

ボタン

名称

機能内容

保存(S)

表示されているデータを保存します。保存後、一覧画面に戻ります。

取消(C)

処理を取り消して一覧画面に戻ります。