≪ファイルレイアウト≫
≪概要≫
検索用の非正規化テーブルに対する同期化処理の抽出設定および、実行を行います。
≪運用≫
・ 人事情報システムでは主に「人事検索・ファイル出力(2.6.2)」において処理速度を向上させるため、登録用テーブルと検索用テーブルを別々に用意しています。登録用テーブルと検索用テーブルは別のテーブルとなっており、データの登録を行った場合に登録用テーブルに反映されますが、検索用テーブルには反映されないため、検索結果にも反映されません。検索用テーブルにデータを反映する処理が同期処理実行です。
・ 同期処理には完全同期処理と部分同期処理の2種類の方式が用意されています。いずれの同期処理を使用する場合にも登録データと検索用テーブルとの間には時間差が発生する点に注意してください。
・ Generalist導入後少なくとも1回は完全同期処理を実行する必要があります。
・ 完全同期処理を実行中にデータの登録等が行われるとデータの整合性がとれなくなる場合がありますので注意してください。
・ 同期処理では「基本情報」「発令情報」のデータを作成します。「基本情報/家族情報の履歴情報を作成する」を選択していた場合は 「基本情報の履歴情報」「家族情報の履歴情報」のデータも作成します。それ以外の情報については、同期処理を実行しなくても検索が可能です。
・ 完全同期処理において、環境に沿った組織詳細情報(拡張)の検索方式に切り替えることができます。
モードを変更する場合は、システムパラメータ(共通システム設定)(1.1.3)にて、パラメータコード「XCX00900_SOSIKI_CHECK」の「数値1」を切り替えてください。
法人コード |
パラメータコード |
数値1 |
法人コードを設定します。 |
XCX00900_SOSIKI_CHECK |
0:検索方式1(従来版) |
● 部分同期処理
・ 部分同期処理は、あらかじめデータの登録/変更/削除などの差分情報をトリガー処理が監視しておき、差分の情報のみを検索用テーブルに更新する処理です。
・ 登録用テーブルが更新された情報をトリガー処理が監視し、変更された情報をログテーブルに書き出します。部分同期処理は書き出されたログ情報を参照し、登録用テーブルに行われた追加、更新、削除情報を検索用テーブルに反映します。
・ 差分情報のみを処理のため、完全同期処理よりも高速に実行することができます。
・ 部分同期処理を使用する運用を行う場合には、同期処理設定画面において登録用テーブルの更新情報を記録する処理を開始しておく必要があります。
![]() |
● 全社員分/指定社員の完全同期処理
・ 完全同期処理では登録用テーブルより検索用テーブルの一括作成を行います。過去の経歴を含め人事の全データベースから検索用テーブルを構築します。
・ 導入時またはデータベース障害からの回復後などに実行します。
・ 全ての情報を登録用テーブルより作成するため、処理に時間がかかります。
![]() |
● 同期処理のスケジューリング
・ 同期処理はシステムのスケジューラソフト等で定期的に実行させることができます。定期的に部分同期処理または完全同期処理を行うことで、検索処理における登録用データとのタイムラグを減少することができます。
・ データの即時反映を行いたい場合は、Generalistの業務画面より部分同期処理または完全同期処理を手動で実行することができます。
・ スケジューリングを行う機能として、UNIXではcron、Windowsではタスクスケジューラなどがあります。インストールCD-ROMのユーティリティフォルダにはサンプルの同期処理起動用スクリプトcomplete.sync.sql(完全同期処理)、piece.sync.sql(部分同期処理)が用意されています。必要に応じてサンプルファイルを実行するバッチファイル、シェルスクリプトなどを作成し、スケジューラで定期的に起動するように設定してください。
・ 部分同期処理、完全同期処理のスケジューリングは登録処理に要する時間と同期処理に要する時間を比べ登録処理のレスポンスを優先する場合、部分同期処理のスケジューリングを止めて完全同期処理での運用を推奨します。データの即時反映性を優先する場合、部分同期処理をスケジューラに登録し運用する方針を推奨します。
・ 同期処理のスケジューリングについては導入後、運用形態にあわせてチューニングしてください。
・ ワークフローインタフェースサブシステムを使用している場合は、申請された結果が検索用テーブルに反映されるよう、申請インタフェース取込後に部分同期処理を実行してください。
complete.sync.sql(完全同期処理)、piece.sync.sql(部分同期処理)のパラメータ設定内容については、「2.6.8.2 SQL*Plusからの起動方法」を参照してください。
●部分同期処理の注意点
・ データ移行、またはCSVファイルから大量データの登録を行うとき、「同期処理設定(2.6.9)」の「部分同期開始処理区分」が「開始」に設定されている場合、および「基本情報/家族情報の履歴情報を作成する」が選択されている場合は、登録に時間がかかることがあります。
・ 大量データの一括登録を頻繁に行う場合は、「同期処理設定(2.6.9)」の「部分同期処理開始区分」を「停止」に設定します。その際、部分同期処理での検索用テーブル反映の処理は動作しなくなるため、データ移行またはCSVファイルからの大量データの登録終了後、完全同期処理を実行し検索用テーブルを再作成する必要があります。
≪重要≫
・ 同期処理には登録用テーブルに登録されている全てのデータを一括で検索用テーブルに反映する完全同期処理と、登録用テーブルに追加、更新、削除を行われたデータのみを検索用テーブルに反映する部分同期処理があります。ただし部分同期処理は検索用テーブルにデータが存在することが前提ですので、Generalist導入後少なくとも1回は完全同期処理を実行した後でないと使用できません。
●エラー発生時の対応
・ 同期処理はエラー情報をアプリケーションログに書き出します。
エラーが発生した場合、同期処理終了後に「アプリケーションログ表示 イベントログ詳細」画面へ遷移しますのでエラー内容を確認して下さい。
・ アプリケーションログにて確認したエラーにより検索用テーブルの整合性が失われたことを確認した場合、完全同期処理を実行することで検索用テーブルは再作成されます。
≪重要≫
・同期処理を実行します。
・端末稼動状況画面で他の処置が実行されていないことを確認してください。同期処理を実行中にデータの登録等が行われるとデータの整合性がとれなくなる場合がありますので注意してください。
・同期処理実行中は「人事検索・ファイル出力(2.6.2)」を実行しないでください。
フィールド
名称 |
入力/表示内容 |
桁数 |
型 |
必須 |
処理区分 | 同期処理区分(部分同期処理・全社員分の完全同期処理・指定社員分の完全同期)を選択します。 全社員分の完全同期処理を選択した場合、全法人の同期指定が有効になります。全法人の同期処理を実行すると、同一スキーマ内の法人全てが同期処理の対象となります。 指定社員分の完全同期を選択した場合、全社員、社員指定が有効になります。 |
オプションボタン選択 |
||
社員コード |
完全同期を行う社員コードを指定します。 指定社員分の完全同期を選択した場合のみ入力可能となります。 |
255* |
文字 |
|
社員名称 |
社員名称を表示します。 |
表示項目 |
||
ボタン
名称 |
機能内容 |
1行追加 |
社員の設定行を1行追加します。 |
10行追加 |
社員の設定行を10行追加します。 |
リスト |
リストより社員を選択します。 |
削除 |
同期処理の対象から社員を削除します。 |
実行(E) |
同期処理を実行します。 |
≪運用≫
完全同期処理 (complete.sync.sql)
B_完全同期処理1.BACHI_KIDOU(CHR_端末ID, CHR_法人コード, NUM_基準日, CHR_利用者ID ,NUM_リターンコード);
項目 |
指定内容 |
CHR_端末ID |
アプリケーションログに記録される端末IDを指定します。 |
CHR_法人コード |
処理対象となる法人コードを指定します。 |
NUM_基準日 |
処理の基準日を指定します。(YYYYMMDD形式) |
CHR_利用者ID |
検索用データの更新者を指定します。 |
NUM_リターンコード |
処理終了時に処理結果を返します。 |
部分同期処理 (piece.sync.sql)
B_部分同期処理.BACHI_KIDOU(CHR_端末ID, CHR_法人コード, CHR_利用者ID ,NUM_リターンコード);
項目 |
指定内容 |
CHR_端末ID |
アプリケーションログに記録される端末IDを指定します。 |
CHR_法人コード |
処理対象となる法人コードを指定します。 |
CHR_利用者ID |
検索用データの更新者を指定します。 |
NUM_リターンコード |
処理終了時に処理結果を返します。 |
≪ポイント≫
・ インストールCD-ROMの「Utility」フォルダにはサンプルの同期処理起動用スクリプトcomplete.sync.sql(完全同期処理)、piece.sync.sql(部分同期処理)が用意されています。