2.6.9 同期処理設定

≪画面説明≫ ≪ファイルレイアウト≫ ≪サンプル帳票≫

≪概要≫

検索用の非正規化テーブルに対する同期化処理の抽出設定を行います。

また、システムのスケジューラでスケジューリングされている部分同期処理の実行停止を制御します。

≪運用≫

・ 人事情報システムでは主に「人事検索・ファイル出力(2.6.2)」 において処理速度を向上させるため、登録用テーブルと検索用テーブルを別々に用意しています。登録用テーブルと検索用テーブルは別のテーブルとなっており、データの登録を行った場合に登録用テーブルに反映されますが、検索用テーブルには反映されないため、検索結果にも反映されません。検索用テーブルにデータを反映する処理が同期処理です。

● 基本情報/家族情報の履歴情報

・ 人事システムでは基本情報、および家族情報は履歴管理されていません。「人事検索・ファイル出力(2.6.2)・「グループ人事検索・ファイル出力(2.6.4)で基本情報、家族情報の履歴情報を検索するため、また、「家族登録(2.1.10)」・「2.6.6 人事台帳表示・印刷」の家族の画面で家族情報の履歴情報を検索するための検索用テーブルが存在します。

・ 基本情報/家族情報が登録/変更/削除されると、対象社員の情報を履歴情報用の変更テーブルに保存します。「同期処理実行(2.6.8)」の完全同期処理、もしくは部分同期処理を実行した際に、履歴情報用の変更テーブルを参照し、基本情報/家族情報の履歴情報の検索用テーブルに履歴情報を登録します。このとき、登録されているデータに変更があった社員の情報のみを検索用テーブルに登録します。データに変更がない社員の情報(更新年月日のみ変更された場合など)は対象外です。

・ 基本情報/家族情報の履歴情報を記録するためには、あらかじめ本機能にて「基本情報/家族情報の履歴情報を作成する」を選択する必要があります。選択されている場合、基本情報/家族情報の履歴情報用の変更テーブルが記録され、「同期処理実行(2.6.8)」にて同期処理を実行した際に基本情報/家族情報の履歴情報の検索用テーブルが更新されます。

・ 家族情報については、社員ごとに家族情報の変更があったかどうかを調べ、変更があった場合、社員単位で履歴情報を登録します。

・ 運用開始後、「基本情報/家族情報の履歴情報を作成する」を選択して設定を保存したタイミングで、全ての社員の基本情報/家族情報の最初の履歴情報を一括で作成します。


●基本情報/家族情報の同期処理更新日

・ 履歴情報の検索における基準日として項目「同期処理更新日」が使用されます。

・ 履歴情報の項目「同期処理更新日」には、同期処理を実行した当日もしくは、同期処理を実行した前日を設定します。同期処理を実行するタイミングを考慮して選択してください。

(設定例)

@「 同期処理実行(2.6.8)」で都度実行する運用またはAM00:00前にバッチで同期処理を実行する運用の場合

更新年月日を「当日」に設定することを推奨します。

=>履歴情報の改定年月日を同期処理を実行した日付で更新します。

A 夜間AM00:00以降にバッチで同期処理を実行する運用の場合(完全同期処理を毎日0:00以降に起動している場合)

更新年月日を「前日」に設定することを推奨します。

=>履歴情報の改定年月日を同期処理を実行した日付の前日で更新します。

・ 検索テーブルにある同期処理更新日が同日の場合には、上書きを行います。また同期処理を実行した日(当日もしくは、前日)よりも検索テーブル内にあるデータが未来の場合には、履歴情報は作成されません。ワーニングをアプリケーションログに出力します。

・ 家族情報の履歴情報用検索テーブルには、本人情報(家族SEQ=0)のデータも含みます。
また家族が0人かつ本人情報がない状態も、履歴情報を作成します。この場合、検索テーブルには家族SEQ=0かつ家族情報有無=0のレコードを作成します。

・ 「基本情報/家族情報の履歴情報を作成する」を選択した状態から選択しない状態に変更すると、それ以降同期処理を実行しても基本情報/家族情報の履歴情報が作成されなくなりますので注意してください。画面からこの変更を行い保存しようとするとワーニングメッセージが表示されます。
その後再度、選択した状態に変更して、設定を保存すると、履歴情報が存在しない社員に対して、履歴情報を一括で作成する処理が起動します。

・ 削除された社員の履歴情報が残っていた場合、新規に作成した社員コードと過去に削除した社員の社員コードが同一の場合には、同一の社員の履歴情報として継続して履歴情報を作成します。

●部分同期処理の注意点

・ データ移行、またはCSVファイルから大量データの登録を行うとき、の「部分同期開始処理区分」が「開始」に設定されている場合、および「基本情報/家族情報の履歴情報を作成する」が選択されている場合は、登録に時間がかかることがあります。

・ 大量データの一括登録を頻繁に行う場合は、「部分同期処理開始区分」を「停止」に設定します。その際、部分同期処理での検索用テーブル反映の処理は動作しなくなるため、データ移行またはCSVファイルからの大量データの登録終了後、完全同期処理を実行し検索用テーブルを再作成する必要があります。

・ 「基本情報/家族情報の履歴情報を作成する」の選択を外すと、基本情報/家族情報の履歴情報が作成されなくなります。基本情報/家族情報の履歴情報を検索する必要がある場合、運用開始後は「基本情報/家族情報の履歴情報を作成する」は選択したままの状態としてください。

≪重要≫

・ 同期処理には登録用テーブルに登録されている全てのデータを一括で検索用テーブルに反映する完全同期処理と、登録用テーブルに追加、更新、削除を行われたデータのみを検索用テーブルに反映する部分同期処理があります。ただし部分同期処理は検索用テーブルにデータが存在することが前提ですので、Generalist導入後少なくとも1回は完全同期処理を実行した後でないと使用できません。

●エラー発生時の対応

・ 同期処理はエラー情報をアプリケーションログに書き出します。
エラーが発生した場合、同期処理終了後に「アプリケーションログ表示 イベントログ詳細」画面へ遷移しますのでエラー内容を確認して下さい。

・ アプリケーションログにて確認したエラーにより検索用テーブルの整合性が失われたことを確認した場合、完全同期処理を実行することで検索用テーブルは再作成されます。

≪画面説明≫

フィールド

名称

入力/表示内容

桁数

必須

部分同期処理開始区分

部分同期処理開始区分(部分同期処理開始・部分同期処理停止)を選択します。

【部分同期処理開始】
開始に設定した場合、部分同期処理が有効になります。

【部分同期処理停止】
停止に設定した場合、部分同期処理を行うことはできません。

ラジオボタン選択

履歴情報データ生成区分

基本情報/家族情報の履歴情報データを作成するかを選択します。

チェックボックス入力

更新年月日

基本情報/家族情報の履歴情報を生成する時の更新年月日を設定します。

履歴情報の更新年月日は「2.6.2 人事検索・ファイル出力」 ・「グループ人事検索・ファイル出力(2.6.4)」での人事情報履歴/家族情報履歴の更新年月日になります。

【当日】基本情報履歴/家族情報履歴の更新年月日に同期処理を実行した日を設定します。

【前日】基本情報履歴/家族情報履歴の更新年月日に同期処理を実行した日の前日を設定します。

ラジオボタン選択

ボタン

名称

機能内容

保存(S)

同期処理の設定を保存します。