3.7.2 家族税扶養年次更新/家族税扶養年次更新(給与)

3.7.2.1 条件指定画面3.7.2.2 確認画面 ≪ファイル出力≫

≪概要≫

家族が死亡もしくは年齢により税扶養区分の変更がある家族について、家族情報の税扶養区分の一括更新・削除を行います。また、本人の未成年区分の更新も行います。なお、退職者も処理の対象になります。

給与システムのみ導入している場合には、「家族税扶養年次更新(給与)」を利用してください。

「家族税扶養年次更新(給与)」として起動する場合は、起動パラメータに「1」を設定してください。 起動パラメータの詳細はプログラム登録(1.1.23)を参照してください。

≪運用≫

・ 1月の給与計算前までに、昨年までに死亡した家族のデータ、税扶養区分、本人の未成年区分が変更になるデータを一括で更新します。

死亡家族データ整理(家族情報の更新/削除)

・ 死亡した家族については家族情報より削除または税扶養区分の更新のいずれかを選択し処理を行います。

 (死亡家族処理区分:税扶養から外す)

・ 死亡した家族の情報を税扶養対象外となっても、人事システムにて死亡した家族データを管理するには、家族情報処理区分を「税扶養から外す」に設定し、家族情報の死亡年月日が対象年以前のデータについて、税扶養区分を「NULL:なし」に更新します。また、死亡した家族(配偶者のみ)の配偶者区分を「以外」、源泉控除配偶者区分を「なし」に更新します。

・ 税扶養区分の更新対象者は一覧画面の処理区分に「なし」と表示されます。

 (死亡家族処理区分:削除する)

・ 死亡した家族の情報を税扶養対象外となった時点より、人事システムにて死亡した家族データを管理しない場合、家族情報処理区分を「削除する」に設定し、家族情報の死亡年月日が対象年以前のデータについて、家族情報を削除します。

・ 削除対象者については一覧画面の処理区分に「削除」と表示されます。

税扶養区分更新(家族情報の更新)

・ 指定年度の翌年度の末日時点で年齢を算出し、家族情報の税扶養区分を一括更新します。

・ 税扶養区分の更新対象者は一覧画面の処理区分に以下の内容にて表示されます。
 年齢が16歳未満の家族 …「年少」
 年齢が16歳以上かつ19歳未満、もしくは24歳以上かつ70歳未満の家族 …「その他」
 年齢が23歳かつ現在の税扶養区分が「特扶」の家族 …「その他」
 年齢が23歳かつ現在の税扶養区分が「特親」の家族 …「なし」
 年齢が19歳以上かつ23歳未満の家族 …「特扶」
 年齢が70歳以上の家族 …「老人」

※「老人(同居老親等以外)」には自動で更新されません。
また、「老人(同居老親等以外)」が設定されている場合にも、「老人」には自動で更新されません。
家族登録にて修正してください。

※配偶者の場合、70歳以上の家族は「老人」、それ以外は「その他」に更新されます。

所得見積額のクリア(家族情報の更新)

・ 税扶養区分更新を行う場合に「所得見積額をクリアしない」「所得見積額をクリアする」を選択します。「所得見積額をクリアする」を選択した場合、確認画面(第2画面)に表示している対象社員の全ての家族(現在の税扶養区分が「特親」の家族を除く(※))について、家族情報の見積額をクリアします。
条件指定画面(第1画面)で選択した社員が対象ではありません。
※「特扶」と区別が付かなくなるため、現在の税扶養区分が「特親」の家族は所得見積額をクリアしません。

・ 「源泉控除配偶者区分」の所得見積額に応じた自動更新はされません。家族登録にて修正してください。

本人未成年区分の更新

対象年の翌々年1月1日時点で年齢が18歳以上の場合、未成年区分を更新します(チェックをはずします)。

社員扶養情報の更新

人給連動システムマスタ(法人システム設定)(1.1.5)にて、社員扶養情報更新区分が「更新する」に設定されている場合、社員扶養情報の税扶養人数の更新を行います。税扶養区分以外の年齢が関係のない障害区分や配偶者関係区分、源泉控除配偶者区分などの区分も更新します。

家族税扶養年次更新(給与)

・ 家族税扶養年次更新(給与)では、社員の給与・賞与最終支給年月がともに対象年の12月より過去の年月の場合、処理対象となりません。

≪重要≫

・ 死亡家族データ整理後、家族情報 ファイル取込(2.1.32)やワークフローインターフェース経由での申請取込を実施すると、死亡家族データ整理で変更/削除した家族情報が元に戻ってしまうことがあります。その場合は、再度死亡家族データ整理をおこなってください。

・ 更新処理実行時に確認画面の内容を削除するため、確認画面の内容をCSV出力する場合は、更新処理を行う前に実行してください。

人事給与システムを導入している場合、家族税扶養年次更新を利用し、給与システムでのみ管理している社員に対し、処理を行うことはできません。

≪セキュリティ≫

【家族税扶養年次更新】

・ 従業員区分、組織コード、退職者情報の利用者権限チェックを行います。権限のない社員の家族情報、社員扶養情報についての更新/削除は行えません。

【家族税扶養年次更新(給与)】

・ 組織コード、給与区分の利用者権限チェックを行います。権限のない社員の家族情報、社員扶養情報についての更新/削除は行えません。

≪ポイント≫

・ 家族税扶養年次更新理を実行するタイミングについて、年調終了後(例:現在処理年月が200401の場合)に対象年に現在処理年月の前年を指定し処理を行っていただく運用を想定しています。

・ 死亡家族データ整理を選択した場合、画面より入力した対象年の末にて死亡家族の有無を検索します。 

例:画面で2025年を指定した場合、2025年12月31日までに死亡年月日が設定されている家族を対象とします。

・ 税扶養区分更新を選択した場合、画面より入力した対象年の翌年の末にて家族の年齢計算を行います。

例:画面で2025年を指定した場合、2026年12月31日時点の年齢より税扶養区分を判定します。
  税扶養区分の判定は下表のとおりです。

生年月日

年齢

現在の税扶養区分

税扶養区分の判定

2011年1月2日以降生

16歳未満

-

年少

2008年1月2日以降2011年1月1日以前生

16歳以上19歳未満

-

その他

2004年1月2日以降2008年1月1日以前生

19歳以上23歳未満

-

特扶

1957年1月2日以降1958年1月1日以前生

23歳

特扶

その他

特親

なし

1958年1月2日以降2004年1月1日以前生

24歳以上70歳未満

-

その他

1957年1月1日以前生

70歳以上

-

老人

・ 本人未成年区分更新(外す)を選択した場合、画面より入力した対象年の翌々年1月1日の年齢より未成年区分の判定を行います。 

例:画面で2025年を指定した場合、2027年1月1日時点で18歳以上の社員を対象とします。

≪制度変更前の動作≫

  入力された対象年により動作が変更になる場合があります。下記該当年をお読みください。

  3.7.2 家族税扶養年次更新/家族税扶養年次更新(給与)(2009年以前)


3.7.2.1 条件指定画面

≪画面説明≫

フィールド

名称

入力/表示内容

桁数

必須

死亡家族データ整理

死亡家族データ整理を実行する場合、チェックします。

チェックボックス入力

税扶養区分更新

税扶養区分更新を実行する場合、チェックします。

チェックボックス入力

所得見積額のクリア選択

「所得見積額をクリアしない」「所得見積額をクリアする」より選択する。

※税扶養区分更新をチェックした場合に選択可能です。

オプションボタン選択

全家族の所得見積額をクリアする

社員の全家族の所得見積額をクリアします。

※処理区分の「死亡家族データ整理」、「税扶養区分更新」とは同時に実行することはできません。

チェックボックス入力

本人未成年区分更新(外す)

本人の未成年区分を外します。

※処理区分の「全家族の所得見積額をクリアする」とは同時に実行することはできません。

チェックボックス入力

現在処理年月(参考)

現在処理年月マスタより現在処理年月を表示します。

表示項目

対象年

対象年を指定します。

西暦4桁または和暦3桁(元号は和暦省略入力記号(アルファベット1文字))で入力します。

6

数値

給与区分

<全件>全件を指定します。
<範囲指定>範囲指定画面を呼び出します。
<個別選択>個別選択画面を呼び出します。

ボタン選択

組織コード

<全件>全件を指定します。
<範囲指定>範囲指定画面を呼び出します。
<個別選択>個別選択画面を呼び出します。

ボタン選択

社員コード

<全件>全件を指定します。
<範囲指定>範囲指定画面を呼び出します。
<個別選択>個別選択画面を呼び出します。

ボタン選択

給与反映改定年月

社員扶養情報の税扶養情報を更新するための改定年月を入力します。

現在処理年月より過去の指定はできません。

6

数値

 

ボタン

名称

機能内容

抽出(S)

処理区分が未選択もしくは、給与反映改定年月が未入力の場合、確認メッセージを表示します。

表示されている設定で家族情報より対象家族データを抽出し、確認画面を表示します。

(死亡家族データ整理:家族情報処理区分:1:税扶養から外す)

 家族情報の死亡年月日が対象年以前のデータで、かつ家族情報の税扶養区分が「NULL:なし」以外のデータを抽出する。

(死亡家族データ整理:家族情報処理区分:2:削除する)

 家族情報の死亡年月日が対象年以前のデータを抽出する。

(税扶養区分更新)

 家族の税扶養区分が変更される家族を抽出する。

取消(C)

この画面で行った入力を取り消し、入力・編集前の状態に戻します。

≪TOPに戻る≫

3.7.2.2 確認画面

≪画面説明≫

フィールド

名称

入力/表示内容

桁数

必須

処理区分

処理区分を表示します。

表示項目

社員コード

社員の社員コードを表示します。

表示項目

社員名称

社員の社員名称を表示します。

表示項目

家族氏名

家族の氏名を表示します。

表示項目

続柄

家族の続柄名称を表示します。

表示項目

生年月日

家族の生年月日を表示します。

表示項目

死亡年月日

家族の死亡年月日を表示します。

表示項目

税扶養

家族の税扶養区分を表示します。

家族の税扶養区分を表示します。 (1:老人 2:特扶 3:その他 4:年少 5:老人(同居老親等以外) 6:特親 NULL:なし それ以外:区分をそのまま表示)

表示項目

源泉控配

家族の源泉控除配偶者区分を表示します。

配偶者(源泉控除対象配偶者):あり
配偶者(源泉控除対象配偶者以外):なし
配偶者以外:空白

表示項目

同居

家族の同居区分を表示します。

(1:○ 0:ブランク それ以外:区分をそのまま表示)

表示項目

健保

家族の健保扶養区分を表示します。

(1:扶養 0:以外 それ以外:区分をそのまま表示)

表示項目

手当

家族の手当有無を表示します。

(1:有 0:無 それ以外:区分をそのまま表示)

表示項目

社内親族

家族の社内親族を表示します。

(家族社員コードあり:○ 家族社員コードなし:ブランク)

表示項目

組織コード

社員の所属組織コードを表示します。

表示項目

組織略称

社員の所属組織略称を表示します。

表示項目

ボタン

名称

機能内容

CSV出力(O)

一覧に表示されている内容をCSV出力します。

更新(S)

表示されている家族情報について、一覧に表示されている処理区分に従い、更新処理を行います。

「なし」「老人」「特扶」「その他」「年少」「老人(同居老親等以外)」の場合は処理区分の内容で更新します。

「配偶以外」の場合は税扶養区分を「なし」、配偶者区分を「以外」、「源泉控除配偶者区分」を「なし」で更新します。

「未成年」の場合は本人の未成年区分をチェックなしで更新します。

人給連動システムマスタ(法人システム設定)にて、社員扶養情報更新区分が「更新する」に設定されている場合、入力された給与反映改定年月の社員扶養情報の税扶養情報を更新します。税扶養区分以外の年齢が関係のない障害区分や配偶者関係区分、源泉控除配偶者区分などの区分も更新します。

(更新処理実行前に、確認のメッセージを表示します。)

戻る(R)

前画面に遷移します。

≪TOPに戻る≫

≪ポイント≫

・ 本人情報と家族情報との相関チェック(ひとり親(婦)なのに扶養親族がいないなど)を行います。
家族データの変化により未成年・寡婦・ひとり親の要件を満たしていない場合に警告ログを出力します。

例:本人情報が未成年のままで、経年により18歳以上となった場合
  本人情報がひとり親(婦)のままで、扶養親族が扶養から外れ、扶養親族が1人も居なくなった場合

本人の性別については2.1.12 本人税控除登録で控除の種類設定時にチェックを行っているため、本機能でのチェックは行いません。
詳細は以下の表を参照して下さい。

 年齢、家族データの相関チェック

控除の種類

年齢

家族データ

未成年

18歳未満(※1)

配偶者がいないこと(※2)

特別障害

普通障害

寡婦

配偶者がいないこと(※3)

ひとり親(婦)

配偶者がいないこと(※3)
扶養親族がいること(※4)

ひとり親(夫)

配偶者がいないこと(※3)
扶養親族がいること(※4)

勤労

災害者

外国人

 (※1) 条件指定画面の「対象年」の翌年1月1日時点の年齢(※)で判断します。
当年から計算して17年前にあたる年の1月3日以後に生まれた者が該当します。なお「本人未成年区分更新(外す)」がチェックオンの場合は、未成年のチェックは行いません。
※「家族税扶養年次更新(給与)」の場合は、社員基本情報(テーブル)の生年月日、それ以外の場合は基本情報(テーブル)の生年月日を使用します。

 (※2) 配偶者の死亡年月日は参照せず、配偶者区分で判断します。

 (※3) 配偶者に死亡年月日が設定されている場合、配偶者はなしと判断します。

 (※4) ひとり親の要件は扶養親族(子)を有することですが、年齢による判定は行わず、配偶者を除く扶養親族の有無でチェックします。

≪TOPに戻る≫

≪表示順≫

・ 一覧は序列コードツリー、社員コード、家族SEQ昇順でソートされます。

≪TOPに戻る≫

≪ファイル出力≫

家族税扶養年次更新処理 【ファイルレイアウト】 【サンプルファイル】

≪TOPに戻る≫