2.1.32 家族情報 ファイル取込

≪画面説明≫ ≪ファイル出力≫

≪概要≫

家族情報 ファイル取込では、社員の家族情報、および本人扶養情報(未成年、寡婦、ひとり親(婦)、ひとり親(夫)、勤労学生、災害者、外国人)をCSV形式ファイル、Excel形式ファイル(.xlsx)からデータベースへデータの取込みを行うことができます。

CSVファイルとExcelファイル(.xlsx)のレイアウトは共通です。Excelファイル(.xlsx)の取込についてはExcel(xlsx形式)ファイル取込を参照してください。

≪運用≫

・ 取込まれる情報の「家族SEQ」が"0"に設定されている場合、本人情報として家族情報を取込みます。

・ 「1.1.5 法人システム設定」内の「人給連動システムマスタ」の「本人障害更新有無」が『1:取り込む』になっている場合は、本人の障害区分、障害認定日を基本情報に取込ます。

・ 「1.1.5 法人システム設定」内の「人給連動システムマスタ」の「社員扶養情報更新区分」が『1:更新する』になっている場合は、家族の情報が更新された際に、同時に社員扶養情報を更新します。また、「健保扶養人数更新先」「手当支給人数更新先」が設定されている場合、家族の情報が更新された際に任意項目または区分等予備に健保扶養人数および手当支給人数を連動します。

・ 給与側にのみ存在する社員(基本情報が存在せずに、社員基本情報のみが存在する社員)の取込も可能です。
給与のみの社員の場合には、給与側のテーブルを参照して参照権限チェックを行います。

・ エラーチェック機能と、エラーチェック後取込み機能があります。

・ 「2.6.2 人事検索・ファイル出力 」や「2.1.38 家族情報ファイル出力 」にて作成されたCSVファイルを、取込に利用することができます。

・ 家族の「姓」、「名」、「カナ姓」、「カナ名」の先頭と後に半角・全角スペースがある場合は削除して取り込みます。

・ SEQを指定して取込むか、姓・名・生年月日から判断して取込むかを、取込モードとして設定することができます。 「汎用パラメータ(共通システム設定)(1.1.3)」のパラメータコード「家族SEQ_mode」の「数値1」を設定してください。

【汎用パラメータの説明】

パラメータコード

数値1

処理概要

家族SEQ_mode

0(初期値)

家族SEQを固定で指定して取り込みます。

1

姓・名・生年月日から一致する家族を判断します。
姓・名・生年月日のうちどの項目を判断に使用するかは、家族SEQ_CHECK_CLMN_TBL(テーブル)で指定できます。 初期設定では姓・名・生年月日のすべての項目を判断に使用します。

  ※法人コードで異なる設定値(数値1)を使用する場合は法人毎に汎用パラメータを作成し、数値1を設定してください。法人コードの設定がされていない場合、法人コード「@@@」の設定が参照されます。

 取込モードの詳細は下記のとおりです。

≪0:家族SEQを固定で指定して取込む≫
既に家族情報に登録されている家族SEQをキーにデータを更新するモードです。取込ファイルと家族情報の家族SEQが同一のレコードを同一家族と判断し、取込ファイルのデータでレコードを更新します。
家族SEQをキーにデータを作成している場合や、家族情報ファイル出力で出力したデータを更新し取り込む運用(家族SEQは変更しない)の場合は、本モードに設定してください。
 - 取込ファイルの家族SEQがNULLの場合、新しい家族とみなし、家族SEQを発番して登録します。
 - 取込ファイルの家族SEQが、登録されている家族情報の家族SEQと一致しない場合、新しい家族とみなし、家族SEQを発番して登録します。
 - すでに登録されている家族の家族SEQが取込ファイルに存在しない場合、削除対象の家族とみなし、家族情報から削除します。

≪1:姓・名・生年月日から一致する家族を判断して取込む≫
取込ファイルの姓・名・生年月日を基に家族情報から家族SEQを取得し、取得した家族SEQで取込ファイルの家族SEQを変更してデータを更新するモードです。
外部システム等で家族SEQを任意に発番し、データ連携を行う運用(家族情報のSEQと取込データのSEQがずれる可能性がある)の場合は、本モードに設定してください。 すでに登録されている家族について、家族SEQは更新されません。
 - 取込ファイルの家族SEQがNULLの場合、新しい家族とみなし、家族SEQを発番して登録します。
 - 取込ファイルの姓・名・生年月日に該当する家族が、登録されている家族情報に存在しない場合、新しい家族とみなし、家族SEQを発番して登録します。
 - すでに登録されている家族は、姓・名・生年月日の全てが取込ファイルと一致しないと同一人物とみなされません。 一致しない場合は、新しい家族として追加登録されます。 改姓・改名等された場合は、あらかじめ「2.1.10 家族登録 」から該当データを修正してから取込みを行うか、 取込後に「3.1.56 個人番号登録状況確認 」で個人番号を確認し、「2.1.40 家族登録(個人番号) 」等の機能から修正を行ってください。
 - すでに登録されている家族について、姓・名・生年月日が一致するデータが取込ファイルに存在しない場合、削除対象の家族とみなし、家族情報から削除します。
 - 姓・名・生年月日のいずれかを判断に使用しない場合は、家族SEQ_CHECK_CLMN_TBL(テーブル)の「対象区分」を0に変更してください。 家族SEQ_CHECK_CLMN_TBL(テーブル)は画面よりメンテナンスすることができません。データベースを直接変更してください。 本設定は「2.7.2 WFIF実行」と共通で使用されます。

・ 家族SEQは、各家族を識別するために必要な値のため、新規家族を取り込んだ際に、発番された家族SEQがわかるように「家族SEQ:nで取込を行いました。」とログに出力します。(※nは発番された番号になります。)
取り込んだ情報が正しいかを確認してください。また、発番された家族SEQは「2.1.10 家族登録 」からも確認できます。

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≪画面説明≫

フィールド

名称

入力/表示内容

桁数

必須

取込ファイル

取込みを行うCSV形式のファイル名を入力します。

<参照>ファイル選択画面が表示されます。取込みを行うCSV形式ファイルを指定します。存在するファイルだけが指定できます。指定したファイルのフルパス名が取込ファイルフィールドに表示されます。

40

文字

ボタン

名称

機能内容

取込条件設定(S)

取込条件設定画面を表示します。
区切りコードやヘッダ行の取込の設定を行います。

エラーチェック(E)

CSVファイルのエラーチェックを行います。実際のテーブルには格納しません。

エラーチェック後取込み(L)

CSVファイルのエラーチェックを行った後に実際のテーブルに格納します。

中断(T)

TMPテーブル取込み時、処理が中断されます。処理進行中のみクリックできます。

取消(C)

処理を終了し、取込ファイルをクリアします。

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≪セキュリティ≫

・ 利用者に対しては、従業員区分、組織コード、退職者情報の利用権限を設定しています。利用権限のない情報の取込を行うことはできません。

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≪重要≫

・ 2025年10月1日より、健康保険について、19歳以上23歳未満である被扶養者(被保険者の配偶者を除く)の年間収入に係る認定要件が緩和されました。
この改正に伴い、ファイル取り込み処理時に行っていた以下のチェックを行わないように変更しました。
 - 健保扶養区分が「1:あり」で、所得見積額が1.1.5 人給連動システムマスタ(法人システム設定)で設定した健保扶養条件額を超えている
詳細は、2.1.10 家族登録を参照してください。

・ 取込ファイルのデータがデータベースに存在しない場合、追加します。すでにデータが存在する場合、社員単位で家族情報の洗い替えを行うため、更新の場合には家族の全データが必要となります。 取込ファイルに存在しない家族のデータは削除されます。但し、本人または家族にてエラーが発生した場合は、エラーが発生した社員の家族情報の洗い替えは行われません。

・ 「1.1.5 法人システム設定」内の「人給連動システムマスタ 」にて「本人障害更新有無」が『0:取り込まない』になっている場合はNo.29の「障害認定日」のないフォーマットとなります。「本人障害更新有無」が『1:取り込む』になっている場合はNo.29の「障害認定日」のあるフォーマットとなります。

・ 「家族SEQ」では本人と家族を振り分けており、"0"の場合は本人、"0"以外の場合は家族となります。 家族の情報(「家族SEQ」が"0"以外の行)のみ、「家族SEQ」の省略が可能です。「家族SEQ」がNULLの場合、新しい家族とみなし、「家族SEQ」を発番して登録します。
本人の情報(「家族SEQ」が"0"の行)が取込ファイルに含まれてない場合、内部で自動的に本人情報を作成します。

・ 本人の障害区分、障害認定日は基本情報で管理しています。また障害認定日は基本情報のため家族の情報に値を設定することはできません。
「本人障害更新有無」が『0:取り込まない』の場合に本人情報の障害区分、障害認定日を更新したい場合には人事基本項目にて障害区分、障害認定日を更新(設定)するか、基本情報ファイル取込にてデータの更新を行ってください。
詳細については以下の表を参照して下さい。

  「1.1.5 法人システム設定」内の「人給連動システムマスタ 」の「本人障害更新有無」の設定による障害区分と障害認定日の取り込み

本人障害更新有無

本人

家族

基本情報の障害区分と障害認定日

家族情報の障害区分

家族情報の障害区分

1 (取り込む)

取り込まれます

取り込まれません

取り込まれます(障害認定日は取り込まれません)

0 (取り込まない)

取り込まれません

取り込まれません

取り込まれます(障害認定日は取り込まれません)

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≪ポイント≫

人給連動システムマスタの社員扶養情報更新区分を「更新する」に設定し、社員扶養情報へ反映を行った場合の家族同期処理でのエラーや警告内容は、人給連動ログ(2.10.4)で確認することができます。

・ 家族情報との相関チェックを行います。本人情報の相関チェック(寡婦、ひとり親(婦)は同時に登録できない等)、 家族情報との相関チェック(家族の中に配偶者がいる場合、ひとり親(婦)は登録できない等)を行います。詳細は以下の表を参照して下さい。

 本人扶養の相関チェック(×の項目は同時に指定できません)
 

未成年

特別障害

普通障害

寡婦

ひとり親(婦)

ひとり親(夫)

勤労

災害者

外国人

未成年

     

×

×

×

     

特別障害

   

×

           

普通障害

 

×

             

寡婦

×

     

×

×

     

ひとり親(婦)

×

   

×

 

×

     

ひとり親(夫)

×

   

×

×

       

勤労

                 

災害者

                 

外国人

                 

 性別、年齢、家族データの相関チェック

控除の種類

性別

年齢

家族データ

未成年

18歳未満(※1)

配偶者がいないこと(※2)

特別障害

普通障害

寡婦

配偶者がいないこと(※4)

ひとり親(婦)

配偶者がいないこと(※4)
配偶者以外の扶養親族がいること(※3)(※4)

ひとり親(夫)

配偶者がいないこと(※4)
配偶者以外の扶養親族がいること(※3)(※4)

勤労

災害者

外国人

 (※1) システム日付の翌年1月1日時点の年齢で判断します。
当年から計算して17年前にあたる年の1月3日以後に生まれた者が該当します。

 (※2) 配偶者の死亡年月日は参照せず、配偶者区分で判断します。

 (※3) ひとり親の要件は扶養親族(子)を有することですが、年齢による判定は行わず、配偶者を除く扶養親族の有無でチェックします。

 (※4) システム日付前年以前の死亡年月日が設定されている場合、税扶養区分にかかわらず扶養なしと判断します。システム日付当年の場合は、税扶養区分で判断します。

・ 2020年12月までは、「ひとり親(婦)」「ひとり親(夫)」を「特別寡婦」「寡夫」に読み替えて登録してください。

・ 給与情報システムを導入している場合、本人扶養情報エラーチェックリストにて、本人の所得の合計額との相関チェックを行っていますが、人事情報システム内で所得合計額との相関チェックは行いません。

・ 所得見積額と税扶養区分、配偶者区分のチェックを行います。下記に該当する場合はエラーログを出力し、ファイル取込時は当該社員の取込処理を中断します。

  (1) 税扶養区分が「なし」以外で、税扶養区分が所得見積額の条件に当てはまらない場合
  所得見積額の条件額は1.1.5 人給連動システムマスタ(法人システム設定)の税扶養条件額、源泉特親条件額を参照します。

  (2) 配偶者区分が「配偶者(源泉控除対象配偶者)」の場合、所得見積額が1.1.5 人給連動システムマスタ(法人システム設定)の源泉控除条件額を超えている

・ 所得見積額がNULL(未設定)の場合は、所得見積額による区分のチェックは行いません。

・ 取込データのうち本人データのSEQ(0)は省略できません。

・ 個人番号の列に対し、データの取込は行われません。

・ 家族の家族SEQがずれると個人番号の紐づけができなくなります。ファイル取込により家族SEQが一致しなくなった場合は、必ず「2.1.10 家族登録 」等の機能から修正を行ってください。

・ システム日付が2023年1月1日以降の場合、取込データの「同居区分」に設定している同居区分コードの非居住区分(同居区分マスタ)と「障害区分」に設定している障害区分の障害区分分類コード(障害区分マスタ)との相関チェックを行います。 チェックの対象者は、税扶養区分が「なし」以外の家族が対象です。
取込データの「同居区分」の同居区分マスタ>非居住区分が「3」(非居住者(障害者))かつ、「障害区分」の障害区分マスタ>障害区分分類コードが「0」(なし)の場合、 エラーチェック時に、以下警告を表示します。
  取込データの障害区分と同居区分の非居住区分の関係に誤りがあります。(項目名 = 同居区分(非居住区分))
「同居区分」の設定を見直してください。
詳細は、非居住者(区分)入力チェックを参照してください。

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≪ファイル出力≫

家族情報 ファイル取込/出力(「本人障害更新有無」が"0"に設定されている場合) 【ファイルレイアウト】 【サンプルファイル】

家族情報 ファイル取込/出力(「本人障害更新有無」が"1"に設定されている場合) 【ファイルレイアウト】 【サンプルファイル】

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