3.6.14.1 過年度年末調整情報データ出力・表示 画面-1
≪ファイル出力≫/
3.6.14.2 過年度年末調整情報データ出力・表示 画面-2
≪概要≫
過年度の年末調整において、扶養情報や金額に誤りがあった場合、年末調整計算を再実行し、その結果を表示、CSV出力します。
計算結果は社員年末調整情報と社員年末調整汎用情報に更新されます。
CSV出力では社員年末調整情報と社員年末調整汎用情報だけでなく、関連する再年調前社員年末調整情報と再年調前社員年末調整汎用情報をともに出力することが可能です。
≪重要≫
・ 複数の年度に対して再年調処理を行った場合、過不足分は合計されません。複数年度分を一括で徴収する場合は手入力で処理を行うものとします。
・ 本処理を行うためには、以下のデータが必要になりますので、過年度分のデータ移行を行ってください。
@ 給与システム管理マスタ
A 組織マスタ
B 給与区分マスタ
C 現在処理年月マスタ
D 社員基本情報
E 社員組織情報
F 社員扶養情報
G 社員年末調整情報
H 社員年調修正情報(または、台帳基本情報・台帳情報・支給日ファイル)
I 社員年調累計期間情報
J 社員年調補足情報(中途採用者の場合のみ)
K 社員年末調整汎用情報
L 社員源泉親族情報
M 社員源泉年少情報
N 社員源泉特親情報
O 社員所得金額調整情報
P 社員給報退職親族情報
・ 年調計算では、該当年に支払われた給与の情報を使用するため、Hの社員年調修正情報に年間の合計額を設定するか、各月の情報(台帳基本情報・台帳情報・支給日ファイル)を全て移行するか、いずれかの方法でデータを設定してください。
・ 前者の場合、源泉徴収票は正しく出力されますが、所得税源泉徴収簿は「給料・手当等」の月々の項目等、各月の情報(台帳基本情報・台帳情報・支給日ファイル)を参照してる項目について正しい内容が出力されません。
≪ポイント≫
・ 「CSV出力画面」で出力したCSVデータについて、「データ区分:1」は修正後のデータ、「データ区分:2」は再年調前(修正前)のデータです。
・ 処理年月は処理を行う年月を指定します。ただし、年末調整時のデータと重複するため、12月以外を指定してください。
・ 控除を受ける人の合計所得金額、配偶者の合計所得金額が一定額を超えている場合は配偶者控除、配偶者特別控除を受けることができませんが、収入に訂正があり、再計算の結果、上限額以内となった場合は以下の対応をしてください。
当機能の処理区分「1〜4」にて修正金額(配偶者(特別)控除の金額)を入力して下さい。また、同一生計配偶者(控除対象配偶者を除く)に該当する障害者の場合、「源泉徴収票の摘要」に「(連番)+配偶者氏名+(同配)」を入力してください。(連番)は源泉徴収票・給与支払報告書印刷(機能)の摘要欄を確認してください。摘要欄に扶養親族が出力されていない場合は(1)を、出力されている場合は(連番の最大値+1)を入力してください。
・ 給与収入金額850万超(上限1,000万)で所得金額調整控除の適用を受ける要件に該当する扶養親族がいる場合は、源泉徴収票に記載する必要があります。処理区分「6:摘要欄入力」画面で該当する扶養親族を入力してください。
(源泉徴収票の摘要欄の印字内容)
「配偶者氏名+(同配)」、「扶養者氏名+(調整)」
詳細は「3.6.11 年末調整データ登録・計算(6 摘要欄入力画面)」および「3.6.19 源泉徴収票・給与支払報告書 印刷」を参照してください。
・ 本機能では社員扶養情報の自動更新は行いません(警告表示もしません)のでご注意ください。
「データ入力画面」ボタンより修正を行い、保存すると、源泉徴収票の摘要欄に印字する家族情報(社員源泉親族情報、社員源泉年少情報)を自動生成します。
このとき、社員扶養情報は自動更新しませんので、源泉徴収票の摘要欄に印字する家族情報と不整合が生じる場合があります。
例えば、配偶者控除等申告書の区分Tが対象外(1,000万円超)からA(900万円以下)に変わっても、
源泉控除対象配偶者を「有り」に自動更新しません。社員扶養情報の不整合については、
3.6.17 年末調整エラー一覧表印刷で内容を確認し、修正してください。
上記の例の場合は、ワーニング「源泉控除対象配偶者の条件に該当」を出力します。
3.4.5 給与計算を再実行する必要はありませんが、3.6.25 所得税源泉徴収簿印刷で正しく出力するために修正が必要になります。
・ 処理区分「6:摘要欄入力」を入力する前に、該当する年月の処理区分「1〜4」のいずれかを実行して、社員年末調整情報を再年調前社員年末調整情報へコピーしてください。
処理区分「6:摘要欄入力」を先に入力した場合、社員源泉親族情報、社員源泉年少情報、社員給報退職親族情報が再年調前データにコピーされないため、指定した年調年月の社員源泉親族情報、社員源泉年少情報、社員給報退職親族情報が直接修正されます。
≪制度変更前の動作≫
処理年月に指定する年月により異なる処理があります。下記該当年度をお読みください。
3.6.14 過年度年末調整情報データ出力・表示(2024年以前)
3.6.14 過年度年末調整情報データ出力・表示(2019年以前)
3.6.14 過年度年末調整情報データ出力・表示(2017年以前)
3.6.14 過年度年末調整情報データ出力・表示(2011年以前)
≪運用≫
・扶養否認などが分かった場合、過年度の年末調整を再実行する必要があります。
・扶養情報や金額を修正した後に再年調処理を行い、その結果を表示・出力します。
・再年調年月は、CSV出力画面で表示・出力できます。
・社員年末調整情報(中途・死亡退職者、出国非居住者)に対して、当年内での再年調処理を実行することが可能です。
フィールド
名称 |
入力/表示内容 |
桁数 |
型 |
必須 |
処理年月 |
西暦6桁または和暦5桁(元号は和暦省略入力記号(アルファベット1文字))でデータ出力を行う際の対象となる年月を入力します。初期値はNULLとします。 |
6 |
数値 |
○ |
社員コード |
処理対象とする社員コードを入力します。 |
255* |
文字 |
○ |
処理区分 |
年末調整データ登録・計算の処理区分(1:年末調整、2:中途退職者、3:死亡退職者、4:出国非居住者、6:摘要欄入力)を選択します。 初期値は「1:年末調整」とします。 |
オプションボタン選択 |
||
改定選択 |
処理対象とする改定年月を選択します。 |
表示選択項目 |
||
ボタン
名称 |
機能内容 |
データ入力画面(I) |
3.6.11 年末調整データ登録・計算の扶養情報入力画面を起動します。 |
CSV出力画面(O) |
選択されたデータについてCSV出力画面(画面−2)を表示します。 |
取消(C) |
画面の入力項目を初期状態に戻します。 |
≪ポイント≫
・ 「データ入力画面」ボタンより修正を行う場合、3.6.11 年末調整データ登録・計算と操作が異なる箇所があります。
- 社員コードの入力は自動で変更できません。
- 処理区分「6:摘要欄入力」画面の再作成ボタンは利用できません。
過年度時点の摘要欄の修正および追加、削除は、個別に入力、修正してください。
過年度年末調整情報データ出力【ファイルレイアウト】 【サンプルファイル】
フィールド
名称 |
入力/表示内容 |
桁数 |
型 |
必須 |
再年調年月 |
再年調前社員年末調整情報の再年調年月を西暦または和暦で表示します。 |
表示項目 |
||
改定年月 |
第一画面で選択された改定暦の改定年月を西暦または和暦で表示します。 |
表示項目 |
||
社員コード |
第一画面で選択された社員コードと社員名称を表示します。 |
表示項目 |
||
過不足税額算出の有無 |
社員年末調整情報の過不足税額算出の有無を表示します。 |
表示項目 |
||
総支給額 |
総支給額について、再年調前の金額・再年調後の金額・再年調前後の差額を表示します。 |
表示項目 |
||
控除額の合計額 |
控除額の合計額について、再年調前の金額・再年調後の金額・再年調前後の差額を表示します。 |
表示項目 |
||
給与所得控除後の給与所得 |
給与所得控除後の給与所得について、再年調前の金額・再年調後の金額・再年調前後の差額を表示します。 |
表示項目 |
||
差引年税額 |
差引年税額について、再年調前の金額・再年調後の金額・再年調前後の差額を表示します。 |
表示項目 |
||
過不足税額 |
過不足税額について、再年調前の金額・再年調後の金額・再年調前後の差額を表示します。 |
表示項目 |
||
出力区分 |
再年調前社員年末調整情報を出力する際に、該当する年調年月の全履歴を出力するか、直近のデータのみを出力するかを選択します。 初期値は「差分(直近)のみ」とします。 |
オプションボタン選択 |
||
ボタン
名称 |
機能内容 |
CSV出力(O) |
選択されたデータについてCSV出力画面を表示します。 |
戻る(R) |
画面-1へ戻ります。 |