3.6.12 年末調整退職者一括処理

≪画面説明≫

≪概要≫

退職者の一覧を表示して、表示された社員の退職時の所得等の累計処理を行います。

≪運用≫

・ 退職者の一覧を表示するための条件入力を行い、一覧表示された社員に対して年末調整計算処理を実行します。

・ 退職者が「死亡退職者」または「中途退職者で年内に再就職しない」場合には、「一括実行」は行わず、「次画面」(年末調整データ登録・計算の画面)以降の画面で個別に対象社員の控除額等を確認しながら、計算を行ってください。
「一括実行」で処理を行うと正しくない控除額等が適用される場合があります。

・ 「過不足税額の算出を行う」チェック有り時の「一括実行」について

 - 配偶者控除等申告書のデータを提出有りで登録していない、またはデータが未登録の場合
  配偶者控除額を0円として控除額を計算します。
  配偶者控除額を反映させたい場合は、退職者を個別に選択し、次画面(年末調整データ登録・計算の画面)以降で、「配偶者控除等申告書提出の有無」にチェックを入れ、必要な所得金額を登録して下さい。

 - 配偶者控除等申告書のデータを提出有りで登録している場合
  登録した所得金額をベースに控除額を計算します。

・ 配偶者および扶養親族欄を含めて再作成する」がチェックオンの場合、源泉徴収票の摘要欄に印字する家族情報(社員源泉親族情報、社員源泉年少情報)を自動生成します。

作成テーブル

処理概要

社員源泉親族情報

「控除対象配偶者」、「控除対象扶養親族」欄に氏名等を印字するための情報を作成します。

社員源泉年少情報

「16歳未満の扶養親族」欄に氏名等を印字するための情報を作成します。


なお、初回実行時はチェックボックスの選択に関わらず作成します。2回目以降は、チェックボックスにチェックした場合のみ作成します。

実行するタイミング

チェックオン

チェックオフ

初回
(画面項目「対象」が空欄の場合)

作成します

2回目
(画面項目「対象」が「済」の場合)

再作成します

再作成しません

・ 源泉徴収票の摘要欄に印字する家族情報(社員源泉親族情報、社員源泉年少情報)を生成する際は、扶控見出情報、扶控親族情報から作成し、なければ家族情報から作成します。

・ 源泉徴収票の摘要欄に印字する家族情報(社員源泉特親情報)は作成しません。

≪重要≫

・ 令和7年分の年末調整においては、最後の給与等の支払が2025年11月以前の場合には、改正前の法令に基づき年末調整を行うこととなります。
休職や退職等で最後の給与等の支払が2025年11月以前となる社員は、年調年月に以下の年月を指定して年末調整を実施してください。
 - 年内の出国非居住の場合、国内給与として年内最後に支給した年月
 - 年内の死亡退職の場合、生前給与として年内最後に支給した年月
 - 居住者(休職等を含む)/中途退職の場合、年内最後に支給した年月
※年調年月を2025年12月で実施すると、改正後の法令に基づいた年末調整を実施しますのでご注意ください。

 令和7年度税制改正の詳細については、3.6.1 概要3.6.1.6 各年度の法改正内容の「2025年」を参照してください。

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≪制度変更前の動作≫

処理年月に指定する年月により異なる処理があります。下記該当年度をお読みください。

3.6.12 年末調整退職者一括処理(2017年以前)

≪画面説明≫

フィールド

名称

入力/表示内容

桁数

必須

現在処理年月(参考)

現在処理年月が表示されます。

表示項目

年調年月

西暦6桁または和暦5桁(元号は和暦省略入力記号(アルファベット1文字))で入力します。

6

数値

処理対象

処理を行う対象を選択します。

初期値:退職者

オプションボタン選択

<税表区分が計算なしの社員を除く>
チェックがオンの場合、検索時に処理対象者から、税表区分が計算なしの社員を除きます。

チェックボックス入力

退職年月日

年末調整を行う退職年月日の範囲を西暦8桁または和暦7桁(元号は和暦省略入力記号(アルファベット1文字))で入力します。開始と終了に入力してください。開始だけでは処理が行えません。

入力された退職年月日範囲内の退職者を検索し、画面に表示します。

8

数値

 

 

給与区分

<全件>全件を指定します。
<範囲指定>範囲指定画面を呼び出します。
<個別選択>個別選択画面を呼び出します。

ボタン選択

組織コード

<全件>全件を指定します。
<範囲指定>範囲指定画面を呼び出します。
<個別選択>個別選択画面を呼び出します。

ボタン選択

表示対象

一覧に表示する対象を選択します。

初期値:全てを表示

リストボックス選択

選択

一括実行、削除を行う対象とする場合、チェックをします。

チェックボックス入力

対象

画面で指定する「年調年月」で社員年末調整情報にデータがある社員は「済」を表示します。

表示項目

社員コード

社員コードを表示します。

表示項目

社員名称

社員名称を表示します。

表示項目

退職年月日

退職年月日を表示します。

表示項目

累計年月日
(開始)

累計年月日の開始を表示します。

表示項目

累計年月日
(終了)

累計年月日の終了を表示します。

表示項目

備考

年末調整計算を行えない社員のエラー内容を表示します。

表示項目

一括実行方法

退職者の過不足税計算を行う場合、チェックをオンにします。

チェックボックス入力

<補足・調整詳細情報を修正情報に反映>
上書きしない:既に登録された修正情報がある場合は更新しません。
ない場合は年調補足情報と年調調整詳細情報の内容を修正情報に更新します。
上書きする:年調補足情報と年調調整詳細情報の内容を修正情報に更新します。

オプションボタン選択

<配偶者および扶養親族欄を含めて再作成する>
チェックオンの場合、一括実行の際に源泉徴収票用データ(社員源泉親族情報、社員源泉年少情報)を再作成します。
初期値はチェックオンです。

チェックボックス入力

ボタン

名称

機能内容

全選択

「選択」のチェックボックスを全てオンにします。

全解除

「選択」のチェックボックスを全てオフにします。

検索(S)

画面より入力された条件により退職者を検索します。

一括実行(O)

「選択」にチェックがされている社員について年末調整計算を行います。
※処理対象「死亡退職者」を選択した場合、使用できません。

次画面(N)

選択された社員コードで年末調整データ登録・計算画面(第2画面)へ遷移します。

( 年末調整データ登録・計算を参照)

取消(C)

この画面で行った入力・編集を取り消し、入力・編集前の状態に戻します。

一括削除(D)

「選択」にチェックがされている社員の社員年末調整情報を削除し、一覧の「済」を削除します。
※2012年以降は社員年末調整汎用情報も削除します。

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≪セキュリティ≫

・ セキュリティ管理として、組織権限、給与区分の権限チェックを行います。

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≪ポイント≫

・ 退職年月日の開始・終了年月日を入力することにより、その期間に退職した社員を表示します。
「税表区分が計算なしの社員を除く」にチェックした場合は、税表区分が「計算なし」の社員を表示対象外とします。

・ 退職年月日の開始、終了年月日は、年をまたいでの設定は行えません。開始年月日の年と終了年月日の年が同じになるように設定してください。

・ 年調年月には、退職年月日(終了年月日)より過去の年月を設定することはできません。

・ 「一括実行」ボタンを押下することにより、「選択」にチェックがされている社員の年末調整計算を一括で行います(年末調整データ登録・計算と同等の処理となります。過不足税計算のチェックがオンの場合、過不足税計算まで行います)。

・ 累計年月日開始・終了には、年末調整データ登録・計算画面の累計開始年月日・累計終了年月日と同様の期間を表示します。但し、年末調整データ登録・計算で複数の累計開始・終了年月日を登録した場合は、最初の累計開始年月日と最後の累計終了年月日を表示します。
この期間で台帳データと年調調整詳細情報を累計します。詳細な条件については「3.6.11 年末調整データ登録・計算」を参照してください。

・ 年末調整データ登録・計算、年末調整計算を行っている社員は一覧に「済」が表示されます。(画面で入力された年調年月と同じ年調年月で計算された対象者のみ「済」が表示されます)
ただし、中途退職時に年調処理を行っていない場合、意図せず「3.6.8 年末調整入力結果計算(控除額)」の対象となり、正しくない年調データが作成され、「済」が表示される場合があります。中途退職者は退職時に必ず年調処理を行ってください。

・ 表示対象「処理済みを表示」では画面で指定した年調年月のデータが存在する社員が表示対象となります。

・ 修正情報を上書きするかどうかを選択することができます。
 「上書きしない」を選択した場合、登録済みの修正情報を上書きしません。
 「上書きする」を選択した場合、登録済みの修正情報を上書きします。
 調整詳細情報と年調補足情報の両方が登録されていない場合、または登録されている金額がゼロの場合は修正情報を削除します。
 修正情報が登録されていない場合は、「上書きしない」「上書きする」のどちらを選択した場合でも新規に作成されます。

・ 「一括削除」ボタンを押下することにより、「選択」にチェックがされている社員の社員年末調整情報を削除します。また、一覧に表示されている「済」も削除されます。

・ 年調年月2012年以降、一括実行(ボタン)を実行の際、生命保険料控除に関連する各保険料を「社員年末調整汎用情報」に更新します。 本機能では保険料の更新・計算は行っていないためNULLで更新します。また一括削除(ボタン)を実行の際、「社員年末調整汎用情報」の削除を行います。

・ 一覧の備考にメッセージが表示されている社員はチェックボックスをチェックできないため、一括削除、一括更新は行えません。

・ 社員を1人選択して「次画面」ボタンを押下することにより、選択された社員の年末調整データを入力する画面が表示され、値を変更することが可能です。

・ 「すでに年間の年調処理が実行されています(年調年月XXXX年XX月)」というメッセージは、年調年月より過去の年月の年末調整情報(テーブル)があり、累計終了年月日が空欄の場合に出力されます。

・ 「未来の年月で年調処理が実行されています」というメッセージは、未来に年末調整のデータがある場合のみ出力しています。

・ 配偶者控除、配偶者特別控除または所得税金額調整控除の適用を受ける場合(下表No.1、2、3)は配偶者控除等申告書を提出しますが、一括実行(一括実行ボタン)では登録すべき申告情報がシステム上に存在しないため、 未処理の対象社員については「配偶者控除等申告書の提出有無」を「無し」として処理します。 「過不足税額の算出の有無」をチェックし、配偶者控除、配偶者特別控除または所得税金額調整控除の適用を受ける場合(下表のパターンNo.1、2、3)は必ず、扶養情報入力画面(次画面ボタン)で登録してください。
配偶者控除、配偶者特別控除または所得税金額調整控除の適用を受けない場合(下表No.4)は一括実行(一括実行ボタン)で処理が可能です。(配偶者がいない場合を含みます。) また、既に扶養情報入力画面(次画面ボタン)で登録済みの場合は一括実行(一括実行ボタン)で処理が可能です。

No

過不足税額の算出の有無

配偶者控除、配偶者特別控除または所得税金額調整控除

処理可能な機能ボタン

一括実行

個別入力

1

チェックあり

配偶者控除

不可

処理可能

2

配偶者特別控除

不可

処理可能

3

所得税金額調整控除

不可

処理可能

4

上記の対象外

処理可能

処理可能

1

チェックなし

処理可能

処理可能

・ 年途中の中途退職等、「過不足税額の算出を行う」をチェックせずに処理を行う場合(上表No.4)、配偶者(特別)控除の額は0円になります。個別入力(次画面ボタン)で登録する必要はありません。

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≪関連する機能≫

年末調整データ登録・計算

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