3.6.9 年末調整控除額ファイル取込

3.6.9.1 年末調整控除額データ取込画面 ≪ファイル出力≫3.6.9.2 エラー

≪概要≫

年末調整計算を行う上で必要な控除額(保険料のみ)の取込を行います。フォーマットは固定長テキストまたはCSVファイルまたはExcelファイル(.xlsx)です。通常、年末調整入力結果計算(控除額)を行うことにより、各申告書より必要な控除額は自動計算されますが、その結果控除される額そのものを修正したい場合に本機能を利用いただく想定です。

≪制度変更前の動作≫

指定する年調年月により処理が異なります。下記該当年度をお読みください。

3.6.9 年末調整控除額ファイル取込(2017年以前)

3.6.9.1 年末調整控除額データ取込画面

≪運用≫

・ 年末調整控除額データの取り込みを行い、社員年末調整情報の更新を行います。

・ CSVファイルとExcelファイル(.xlsx)のレイアウトは共通です。Excelファイル(.xlsx)の取込については「Excel(xlsx形式)ファイル取込」を参照してください。

・ 生命保険料控除に関連する各保険料の金額の取込を行い、社員年末調整汎用情報に更新します。

・ 取込める項目は下記のとおりです。

 生命保険料控除額
 新生命保険料の金額
 旧生命保険料の金額
 介護医療保険料の金額
 新個人年金保険料の金額
 旧個人年金保険料の金額
 地震保険料控除額
 旧長期損害保険支払額
 社会保険申告分
 小規模共済掛金

・ 配偶者控除関連の取込は行いません。

・ 住宅取得控除額や住居年月日の取込は行いません。

・ すでにデータが存在している場合には、上書きとなります。なお、更新したくない項目に関しては、「*」を、NULLにする項目については「/」を設定することが可能です。「*」および「/」は左詰めで記載してください。システム固定項目とします。

・ ひとつの取込データ中に同一の社員に対して複数件のデータが存在する場合、先に取込まれたものが有効になり、後のデータは取込まれません。(取込まれなかった情報はエラーログに出力されます。)

・ 源泉徴収票の摘要欄に印字する家族情報(社員源泉親族情報、社員源泉年少情報)を生成する際は、年末調整データ登録・計算、年末調整退職者一括処理からも使用できます。

≪画面説明≫

フィールド

名称

入力/表示内容

桁数

必須

現在処理年月(参考)

現在処理年月を表示します。

表示項目

年調年月

年調年月を西暦6桁または和暦5桁(元号は和暦省略入力記号(アルファベット1文字))で入力します。

6

数値

ファイル形式区分

取り込みを行うファイルの形式を選択します。

初期値は固定長ファイルです。
CSVファイルを選択した場合は、取込条件設定で設定します。

オプションボタン選択

取込ファイル

取り込みを行うファイル名を入力します。参照ボタンにてディレクトリの参照が可能です。

256

文字

ボタン

名称

機能内容

取込(I)

入力した対象年月の年末調整控除額ファイル取込を行います。

取消(C)

この画面で行った入力・編集を取り消し、入力・編集前の状態に戻します。

≪画面説明≫

フィールド

名称

入力/表示内容

桁数

必須

区切りコード

取込するデータの区切りコードを選択します。
データをダブルクォーテーション付きで取込する場合はチェックを入れてください。

ラジオボタン入力
チェックボックス入力

取込ファイルの1行目

取込ファイルの1行目をヘッダー行/データ行から選択します。

ラジオボタン入力

ボタン

名称

機能内容

OK(O)

取込条件を設定して、年末調整控除額ファイル取込画面に戻ります。

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≪重要≫

・ 項目を取込んだ際に、それぞれに対して下記の処理を行っております。

取込項目

内容

取込先テーブル

生命保険料控除額

生命保険料の控除額として入力された値をそのまま利用します。

上限の120,000円以上が取り込まれた場合、120,000円にして取り込みます。

社員年末調整情報

新生命保険料の金額

帳票出力用(※1)の値として取込ます。
控除額の計算には利用されません。

社員年末調整汎用情報

旧生命保険料の金額

帳票出力用(※1)の値として取込ます。
控除額の計算には利用されません。

社員年末調整汎用情報

介護医療保険料の金額

帳票出力用(※1)の値として取込ます。
控除額の計算には利用されません。

社員年末調整汎用情報

新個人年金保険料の金額

帳票出力用(※1)の値として取込ます。
控除額の計算には利用されません。

社員年末調整汎用情報

旧個人年金保険料の金額

帳票出力用(※1)の値として取込ます。
控除額の計算には利用されません。

社員年末調整汎用情報

地震保険料控除額

地震保険料の控除額として入力された値をそのまま利用します。

上限の50,000円以上が取り込まれた場合、50,000円にして取り込みます。

社員年末調整情報

損害保険料控除額

損害保険料の控除額として入力された値をそのまま利用します。

上限の15,000円以上が取り込まれた場合、15,000円にして取り込みます。

社員年末調整情報

旧長期損害保険支払額

帳票出力用(※1)の値として取込ます。
控除額の計算には利用されません。

社員年末調整情報

社会保険申告分

社会保険料申告分の控除額として、社会保険料控除額に加算します。入力された値をそのまま利用します。

社員年末調整情報

小規模共済掛金

小規模共済掛金の控除額として、入力された値をそのまま利用します。

社員年末調整情報

  ※1)対象帳票は年末調整一覧表、源泉徴収票、給与支払報告書です。

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≪ポイント≫

・ 生命保険料控除額の控除額計算方法については「3.6.1 概要<生命保険料控除額の計算方法について>」を参照してください。

・ 社員年末調整情報の「過不足税額算出の有無」にNULLを更新します。
また、累計値に社員年調調整詳細情報の内容が加算され、社員年調修正情報に、社員年末調整補足情報と社員年調調整詳細情報の合算値を更新します。

・ 台帳データと年調調整詳細情報が累計される詳細な条件については「3.6.11 年末調整データ登録・計算」を参照してください。

・ 本機能の処理対象者は以下の条件以外の対象者です。
・社員基本情報の無効化フラグが1:無効になっている社員
・社員基本情報の給与最終支給年月、賞与最終支給年月が画面の年調年月より前の死亡退職者
・社員基本情報の給与最終支給年月、賞与最終支給年月が画面の年調年月より前の退職者で社員年調調整情報ある社員
・社員基本情報の給与最終支給年月、賞与最終支給年月が画面の年調年月の年の1月より過去の社員
・社員税扶養情報の年調区分が「0:年調しない」になっている社員

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≪ファイル出力≫

年末調整控除額ファイル取込(2018年以降) 【ファイルレイアウト】  【サンプルファイル】

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3.6.9.2 エラー

・ エラーが発生した場合、詳細情報は「アプリケーションログ表示」で確認してください。

 アプリケーションログ表示のエラー内容と対処方法

エラー内容

出力条件

対処方法

給与区分権限エラー

処理対象の給与区分に対する使用権限がない場合

ログインIDに対する給与区分の権限設定をご確認ください。

組織権限エラー

処理対象の組織に対する使用権限がない場合

ログインIDに対する組織の権限設定をご確認ください。

給与区分権限・組織区分権限エラー

処理対象の給与区分/組織に対する使用権限がない場合

ログインIDに対する給与区分/組織の権限設定をご確認ください。

社員基本情報存在エラー

処理対象の社員に対する社員基本情報データが存在しない場合

社員マスタ登録にて処理対象社員のデータが登録されているかご確認ください。登録されていない場合は登録してください。

社員組織情報存在エラー

処理対象の社員に対する社員組織情報データが存在しない場合

処遇変更入力にて処理対象社員の組織に関するデータが登録されているかご確認ください。データが登録されていない場合は登録してください。

KX_社員権限の異常終了

処理対象の社員に対する使用権限がログインIDにない場合

ログインIDに対する給与区分/組織の権限設定をご確認ください。

重複データです。

処理実行時に使用するTMP_KAU52410の更新時に同一条件データが既に更新されている場合

取込ファイルの内容をご確認いただき、同一条件のデータが2件以上存在しないかご確認ください。

ログイン法人の社員ではありません。

社員に対する法人コードがログイン法人以外の場合

取込ファイルの法人コードに問題がないかご確認ください。

無効化された社員です。

処理対象の社員が無効化されている場合

社員マスタ登録にて処理対象社員のデータが無効化されていないかご確認ください。処理を実行する場合は、無効化を解除してください。

退職者です。

処理対象の社員が退職している場合

社員マスタ登録にて処理対象社員に対して給与/賞与最終支給年月が設定されていないかご確認ください。処理を実行する場合は、給与/賞与最終支給年月をNULLにしてください。

社員扶養情報がありません。

処理社員の社員に対する社員扶養情報データが存在しない場合

社員扶養情報登録にて処理対象社員のデータが登録されているかご確認ください。登録されていない場合は登録してください。

年調区分が0(しない)の社員です。

処理対象の社員に対する年調区分が0で設定されている場合

社員扶養情報登録にて年調区分有のチェックをご確認ください。過不足税額を算出する必要がある場合は、年調区分有をチェックしてください。

数値以外の値が登録されているので更新できません。

数値項目に対して数値以外の内容が設定されている場合

取込ファイルの数値項目に数値以外の内容が設定されていないかご確認ください。問題がある場合は修正後、取込処理を実行してください。

生命保険料控除額を上限の120,000円にして取り込みました。

取込ファイルに設定された生命保険料控除額が上限の120,000円を超えていた場合

対処の必要はありません。

地震保険料控除額を上限の50,000円にして取り込みました。

取込ファイルに設定された地震保険料控除額が上限の50,000円を超えていた場合

対処の必要はありません。

日付(年月日)の入力形式が違います。

日付以外の数値が設定されていた場合

8桁(西暦4桁、月2桁、日2桁)の数値を設定して下さい。西暦のみの取込となります。

更新に失敗しました。

テーブルへのデータ更新時にエラーが発生した場合

エラーの詳細とともにGeneralistサポートセンターまでご連絡ください。

既に削除済でした。

削除対象のデータが既に削除済の場合

対処の必要はありません。

取り込みデータに誤りがあります。

レイアウトなどに誤りがある場合

取込ファイルの内容に問題がないかご確認ください。

取込データが長すぎます。

取込データが長い場合
187バイトを超えたとき

取込ファイルの内容に問題がないかご確認ください。

CSV取込[ファイル名]取込項目の数が一致しません。

項目数に誤りがある場合(CSV)
17項目でないとき

取込ファイルの内容に問題がないかご確認ください。

年調対象者ではありません。

社員扶養情報の税表区分が3:計算なしの場合

年末調整対象者でない場合は対処の必要はありません。

年末調整対象者の場合は、社員扶養情報登録にて税表区分の内容をご確認ください。

年調情報取込対象者ではありません

年調年月より前に給与/賞与最終支給年月が設定された退職/死亡退職している、又は前年以前に退職している場合

退職者/死亡退職者である場合は対処の必要はありません。

それ以外の場合は、社員マスタ登録で給与/賞与最終支給年月をご確認ください。

組織コード取得に失敗しました。

社員に対する組織のデータが存在しない場合

処遇変更入力にて処理対象社員の組織に関するデータが登録されているかご確認ください。データが登録されていない場合は登録してください。

社員年末調整情報が存在しないため、年末調整入力結果計算(控除額)を実行後、取込を行ってください。

取込対象社員の社員年末調整情報がない場合

年末調整入力結果計算(控除額)を実行後、再度取込を行ってください。

年末調整控除額ファイル取込実施後、年末調整未実施であるため、年末調整計算を再実行してください。

年末調整計算実施後に、年末調整控除額ファイル取込を実施した場合

年末調整計算を再実行してください。

≪関連する機能≫

1.2.12 アプリケーションログ表示

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