3.5.29 社会保険育終改定一括処理

3.5.29.1 社会保険育終改定一括−1 処理設定画面3.5.29.2 社会保険育終改定一括−2 育終改定登録画面

≪概要≫

育休または産休の終了者に対し、育終改定の一括処理を行います。

≪運用≫

・ 定時・月変一括計算及び保険者算定処理の前、または後のどちらでも実行可能です。
前に実行した場合は、育終改定のデータを作成し、定時・月変一括計算及び保険者算定処理では対象外になります。
後に実行した場合は、定時・月変一括計算及び保険者算定処理で作成されたデータの以下の項目を更新します。

項目

更新内容

適用年月

画面の適用年月

改定区分

4(育終改定)

改定処理区分

3(保険者算定)

・既に育終改定処理が行われている場合は、画面表示のみで更新処理対象外となります。以下の場合が該当します。
 社会保険データ登録・計算で育終改定処理を行った場合
 本機能により、育終改定処理を行った場合

・処理対象者を選択する際、算定期間内に資格取得または同日得喪している場合は、選択しないでください。
育休終了後に算定処理を行っているため(取得時決定)、画面項目「従前算定最終月」が算定期間内の月となりますので、本項目で対象者を確認してください。算定期間内に資格取得または同日得喪した場合は、取得届を提出しますので育児休業等終了時月額変更届の対象にはなりません。詳しい手続きについては管轄の年金事務所にお問合せください。
データの内容を確認の上、必要な場合は「3.5.4 社会保険データ登録・計算」で修正してください。

・処理設定画面の対象者抽出条件は、入力した育児休業復職日(開始日)により異なります。
 <育児休業復職日(開始日)が2022年11月1日以降>
  「3.1.66 社員休業時短情報登録」で登録した免除終了年月日の翌日(復職日)が育児休業復職日に含まれる対象者を抽出します。
  指定した期間で複数の復職月が該当した場合は、算定最終年月時点の復職月を抽出対象とします。
  算定最終年月より未来の復職月に該当した場合は、抽出対象外とします。
  算定最終年月の指定、復職日の抽出は従来どおり運用(当月支給/翌月支給)に合わせて年月を任意に設定してください。
   ※社員休業情報(テーブル)は履歴管理になっているため、各休業(産休、出生時育休、育休)毎の免除終了年月日を参照します。
   また、連続した休業は一つの休業として扱います。
   ・ 休業事例と社員休業情報(テーブル)の参照方法については別紙を参照してください。

 <育児休業復職日(開始日)が2022年10月31日以前>
  「3.1.2 社員基本情報登録」で登録した@育休復職日が育児休業復職日に含まれる対象者を抽出します。
  算定最終年月より未来の復職月に該当した場合も抽出対象とします。
  現在処理年月マスタ(テーブル)に@育休日、@育休復職日が設定されているかチェックします。
  設定されていない場合はエラーメッセージを表示します。
    エラーメッセージ内容:現在処理年月マスタの区分等予備名称に「@育休日」または「@育休復職日」が登録されていません。


育休終了後に算定処理を行っているため(取得時決定)、画面項目「従前算定最終月」が算定期間内の月となりますので、本項目で対象者を確認してください。算定期間内に資格取得または同日得喪した場合は、取得届を提出しますので育児休業等終了時月額変更届の対象にはなりません。詳しい手続きについては管轄の年金事務所にお問合せください。
データの内容を確認の上、必要な場合は「3.5.4 社会保険データ登録・計算」で修正してください。

≪重要≫

・ 本機能で育終改定の取消処理を行うことはできません。 必要な場合は社会保険データ登録・計算で行ってください。

・ 育終改定対象者であり、かつ例外月除外の対象者である場合、処理順序によって結果が上書きされる場合がありますのでご注意ください。詳細なケースについては、「3.5.30 社会保険算定例外月除外処理」をご参照ください。

≪ポイント≫

・ 対象者抽出ボタンを押下すると、育終改定の候補者と、育終改定登録済の社員が表示されます。対象となる条件は以下のとおりです。

<育終改定の候補者の条件>
1)算定最終年月の直近の社員基本情報で健康保険および厚生年金が加入である
 ※汎用パラメータ「保険加入の判断」を「1:取得/喪失年月日を参照する」で運用している場合
  「判定(月)」(3.1.1 概要 【社会保険の加入判断対応】 参照)を使用し加入判断を行います。
2)算定最終年月の直近の社員基本情報で休退職区分が在籍、休職または育児休職である
3)算定最終年月の直近の社員基本情報で給与最終支給年月が未設定、または算定最終年月より未来である
4)3.1.66 社員休業時短情報登録で登録した免除終了年月日の翌日が画面で指定された育児休業復職日の期間内である
  (画面の育児休業復職日(開始日)が2022年10月31日以前の場合は以下の条件です。)
   算定最終年月の直近の社員基本情報で@育休復職日に設定されている区分等予備の日付が画面で指定された育児休業復職日の期間内である
5)社員保険料情報に算定最終年月の改定が健康保険、厚生年金とも登録されていない
 または、登録されているデータの改定区分が「4:育終改定」以外である
 <育終改定登録済の社員の条件>
 社員保険料情報に算定最終年月の改定が健康保険、厚生年金のいずれかが登録され、改定区分が「4:育終改定」である
 ※以外の条件は、育終改定の候補者の条件と同様
6)社員保険料情報に算定最終年月に対する従前の改定が存在する
7)(画面の育児休業復職日(開始日)が2022年10月31日以前の場合のみの条件です。)
   算定最終年月の直近の社員基本情報で@育休日に設定されている区分等予備の日付が@育休復職日に設定されている区分等予備の日付より過去である
   (但し、@育休日が設定されていない場合は、チェックを行わない)

・ 候補者は、免除終了年月日(翌日)の昇順、社員コードの昇順で一覧表示します。
育終改定登録済の社員は、アスタリスクが表示され、チェックボックスが使用不可となり、選択できません。
定時算定、月額変更等、他の機能で登録されている場合は、アスタリスクが表示されますが、チェックボックスは使用可能となり、選択することができます。
※画面の育児休業復職日(開始日)が2022年10月31日以前の場合は、@育休復職日の昇順、社員コードの昇順で一覧表示されます。

・ 一覧表示された候補者の中から育終改定を登録する社員に対してチェックボックスを選択し、実行ボタンを押下すると、育終改定処理が行われます。

・ 計算結果は、「3.5.4 社会保険データ登録・計算」で、処理区分「3:保険者算定」、改定区分「4:育終改定」で保存した場合と同様になります。

・ 算定方法については、3.5.3 定時・月変一括計算及び保険者算定処理 「3.5.3.2 算定の処理」を参照してください。

・ 従前改定を正しく登録していない場合は一覧表示の対象外になります。
本機能ではメッセージを表示しませんので、3.5.11 社員保険料情報エラーチェックリストで、以下のエラーがないことを確認してください。
エラーがある場合は、3.5.11 社員保険料情報エラーチェックリストを参照し、従前改定データを修正してください。
 「修正平均参照区分が未設定です。」
 「相違あり」

・産休および育休者については「3.4.1 概要 産休および育休者の社会保険料について」を参照してください。

・遡及支払額の合算については、「3.5.1 概要 遡及支払額について」を参照して下さい。

≪関連する機能≫

3.1.2 社員基本情報登録

3.1.66 社員休業時短情報登録

 区分等予備項目の@育休日、@育休復職日を登録します。

 但し、第一画面の育児休業復職日(開始日)が2022年11月1日以降は@育休日、@育休復職日を参照しないため、登録は不要です。

3.5.4 社会保険データ登録・計算

 育終改定処理を個別で行う場合や、本機能で登録した改定の取消を行う場合に実行します。

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3.5.29.1 社会保険育終改定一括−1 処理設定画面

≪画面説明≫

フィールド

名称

入力/表示内容

桁数

必須

現在処理年月

現在処理年月が表示されます。

表示項目

算定最終年月

社会保険料の算定対象になる最終年月を入力します。
ENTER押下時、育児休業復職日(開始と終了)が空白の場合のみ、育児休業復職日に算定最終年月の前々月1日〜算定最終年月の前々月月末を自動表示します。

6

数値

適用年月

育終改定を行った結果が適用される年月を入力します。 算定最終年月が入力された時点で2ヵ月後の年月をデフォルト表示します。

6

数値

育児休業復職日

育終改定の候補者を抽出する期間を入力します。
・開始日が2022年11月1日以降の場合
 免除終了年月日の翌日が、入力された
 期間に含まれる社員が候補者となります。
・開始日が2022年10月31日以前の場合
 「@育休復職日」が、入力された期間に
 含まれる社員が候補者となります。

8

数値

組織コード

<全件>全件を指定します。
<範囲指定>範囲指定画面を呼び出します。
<個別選択>個別選択画面を呼び出します。

ボタン選択

ボタン

名称

機能内容

対象者抽出(S)

育終改定の候補者抽出・仮計算し、育終改定登録画面を表示します。

取消(C)

この画面で行った入力・編集を取消し、初期表示の状態に戻します。

≪TOPに戻る≫

3.5.29.2 社会保険育終改定一括−2 育終改定登録画面

≪画面説明≫

フィールド

名称

入力/表示内容

桁数

必須

算定最終年月

前画面で指定した算定最終年月を表示します。

表示項目

適用年月

前画面で指定した適用年月を表示します。

表示項目

育児休業復職日

前画面で指定した育児休業復職日を表示します。

表示項目

(選択チェック)

育終改定の登録者を選択します。
デフォルトはチェックオフ状態とします。
育終改定のデータが既に作成されている場合は、使用不可になります。

チェックボックス選択

社員コード

育終改定の候補者社員コードを表示します。

表示項目

社員名称

育終改定の候補者社員名称を表示します。

表示項目

従前算定最終月

従前の定時・随時算定の算定最終年月を表示します。

表示項目

育休復職日

処理設定画面の育児休業復職日(開始日)
・2022年11月1日以降の場合
 育終改定の候補者の免除終了年月日の
 翌日を表示します。
・2022年10月31日以前の場合
 育終改定の候補者の@育休復職日を
 表示します。

表示項目

健康保険
等級

上段:従前の健康保険等級を表示します。
下段:仮計算した育終改定の健康保険等級を表示します。

表示項目

健康保険
標準報酬額

上段:従前の健康保険標準報酬月額を表示します。
下段:仮計算した育終改定の健康保険標準報酬月額を表示します。

表示項目

厚生年金
等級

上段:従前の厚生年金等級を表示します。
下段:仮計算した育終改定の厚生年金等級を表示します。

表示項目

厚生年金
標準報酬額

上段:従前の厚生年金標準報酬月額を表示します。
下段:仮計算した育終改定の厚生年金標準報酬月額を表示します。

表示項目

報酬平均

仮計算した算定最終年月を含む3ヵ月の報酬平均を表示します。

表示項目

報酬修正平均

仮計算した算定基礎日数、遡及支払を考慮した報酬修正平均を表示します。

表示項目

既存データの有無

既に社員保険料情報が存在する場合にアスタリスク(*)を表示します。 (但し、育終改定のデータを除きます)
アスタリスクが表示された社員に対して確定を実行すると、定時算定、月額変更等、他の機能で作成されたデータが上書きされます。

表示項目

ボタン

名称

機能内容

確定(S)

表示されている条件で更新処理を開始します。

戻る(R)

処理設定画面に戻ります。

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