≪概要≫
給与/賞与明細書(1.3.4)(個人メニュー)から参照するPDFファイルを、一括作成(または一括削除)することができます。PDFファイルは社員単位に作成されます。
また、設定を変更することで外国語の支給明細書のPDFファイルも作成することができます。
≪運用≫
・ 本機能で作成した明細書のPDFファイルは、個人ログインした利用者が給与/賞与明細書(1.3.4)から閲覧することができます。以下の図に、本機能の概要を示します。PDFファイルは、アプリケーションサーバ上に作成またはデータベースのテーブルに保存することができます。詳細はインストール手順書の「付録C 帳票Web配信の設定について」を参照してください。
≪アプリケーションサーバ上に作成した場合≫

一括作成
・ 一括作成した明細書はPDF形式です。
・ PDF形式で出力した際のレイアウトは、支給明細書(3.4.16)の出力レイアウトと同様です。
・ 給与システム管理マスタ(1.1.7)の支給明細書レイアウト区分により、通常版または出力項目拡張版の支給明細書を作成します。
・ 出力する台帳項目の設定は、支給明細書(3.4.16)と同じ設定を使用します。
通常版の設定は、支給明細書印刷P設定(3.4.24)、拡張版の設定は、支給明細書印刷P設定(拡張版)(3.4.33)にて行います。支給明細書(3.4.16)の出力項目と、本機能の出力項目を異なる設定にすることはできません。
・ Acrobatを使用し、PDFを出力する方式の場合、Webクライアント印刷のAccessモジュールを元にPDFファイルを出力するため、Webクライアント印刷の帳票レイアウトを変更することで、PDFファイルのレイアウトを変更することが可能です。
・ iText方式を使用し、PDFを出力する方式の場合、<Generalistインストールフォルダ>\tools\pdf_templateフォルダのPDFテンプレートを編集することで、PDFファイルのレイアウトを変更することが可能です。そのまま出力する場合には編集する必要はありません。PDFテンプレートを編集するにはAdobe Acrobat Pro 2020(32bit版)またはAdobe Acrobat Pro(32bit版)が必要です。
・ 配布区分は、以下の条件で出力対象にします。
・ 「全件」を選択した場合は、支給明細書印刷P設定(3.4.24)または支給明細書印刷P設定(拡張版)(3.4.33)で設定した出力対象者すべてを出力範囲に指定します。
・ 「対象者」を選択した場合は、支給明細書印刷P設定(3.4.24)または支給明細書印刷P設定(拡張版)(3.4.33)で設定した出力対象者のうち以下のいずれかの条件に一致する社員を出力範囲に指定します。
・ 社員明細書配布情報登録(3.1.52)の明細書配布区分が「Web配信」または「メール配信」の社員
・ システムパラメータの配布区分が「2:Web配信」または「3:メール配信」、かつ社員明細書配布情報登録(3.1.52)の明細書配布区分が空白(NULL)の社員
【システムパラメータの配布区分】
システムパラメータ(共通システム設定)(1.1.3)にて、配布区分を設定します。
法人コード |
パラメータコード |
数値1 |
法人コードを設定します。 |
KAO04900_DELIVERY |
1:書面配布 |
・ 支給明細書の宛先印刷の条件は、支給明細書(3.4.16)と同様です。
・ システムパラメータの値によって、出力するレイアウトを変更できます。レイアウトは、支給明細書(3.4.16)と同様です。
・ 一括作成は給与確定後に実行してください。 一括作成後に給与計算を再実行したため、一括作成を再実行する場合、ファイルの作成(既にファイルがある場合は上書き)のみを行います。 給与計算の再実行により処理対象外となった社員がいる場合、作成済のファイルは削除しません。ファイルを直接削除してください。
一括削除
・ 処理区分に一括削除を選択して処理を実行すると、画面に入力した対象年月以前のPDFファイル及びデータが削除されます。
※PDFファイルをアプリケーションサーバ上に作成している場合、PDFファイルが全て削除されても、空のフォルダは削除されません。
・ 法人システム設定(1.1.5)に設定している公開期間が削除対象になった場合には、ワーニングメッセージが表示されます。
ログ
・ 一括作成時/一括削除時ともに実行結果をアプリケーションログに出力します。
・ 処理中にエラーが発生した場合は、エラー内容がアプリケーションログに出力されます。
公開日/公開期間
・ 給与賞与明細書を公開する日付や期間については、以下の通りとなります。
公開日:
支給日登録(3.3.2)で登録した公開年月日から明細書を参照することが可能になります。公開日が登録されていない場合には業務コードマスタ設定(1.1.8)の給与区分マスタで登録した支払の日が公開日になります。
公開期間:
帳票WEB公開マスタで明細書を公開する期間を設定することが可能です。この期間の間だけ、個人利用者でログインしたユーザは給与/賞与明細書を参照することが可能です(詳細は法人システム設定(1.1.5)の帳票WEB公開マスタを参照してください)。
≪セキュリティ≫
・ 組織権限、給与区分の権限チェックを行います。
≪重要≫
・ 本機能を利用するためには、インストール手順書の「付録C 帳票Web配信の設定について」に記載の設定が必要です。
≪ポイント≫
・ Web環境設定の「公開用帳票保存フォルダ」項目に出力先フォルダを指定します(詳細は「インストール手順書」を参照してください)。その際、アプリケーションサーバから参照可能なフォルダ(アプリケーションサーバのハードディスク上のフォルダ)を指定してください。
※データベースのテーブルに保存する場合にも、上記設定されたフォルダのパスをキーとしてテーブルに保存するため設定してください。
・ 生成されるPDFのバージョンは1.5(外字を使用する設定で作成した場合は1.4)になります。
・ 出力項目拡張版では、PDF作成方式に関わらず、iText方式でPDFを出力します。
| PDF作成方式 | 通常版 | 拡張版 |
| Acrobatを使用してPDFを出力 | 出力可 | 出力不可 (※)iText方式で出力 |
| Access2007とPDF保存アドインを使用してPDFを出力[V05.06以降] | 出力可 | 出力不可 (※)iText方式で出力 |
| iText方式でPDFを出力[V05.08以降] | 出力可 | 出力可 |
■支給明細書(外国語)
≪運用≫
一括作成
・ 外国語で一括作成する場合、1.1.3 共通システム設定の「システムパラメータ」で以下の設定をする必要があります。
パラメータコード |
文字列値 |
数値1 |
処理概要 |
支給明細書_外国語使用区分 |
− |
0 |
従来と同様の画面です。 |
1 |
外国語で支給明細書を出力する場合「1」を設定します。支給明細書(Web公開用)一括作成画面に言語の選択区分と外国語コメント欄を表示します。 |
||
支給明細書_支給年月表示区分 |
− |
0 |
支給明細書の支給年月の印字において、「年/月」で印字します。 |
1 |
支給明細書の支給年月の印字において、「月/年」で印字します。 |
||
支給明細書_ラベル_その他支給_外国語 |
Other payment etc |
- |
支給明細書の項目名称の印字において、印刷P設定で優先出力指定した支給項目の金額が合計された際、文字列値に設定されている文言で項目名称を印字します。※外国語で支給明細書を出力する場合のみ有効です。 |
支給明細書_ラベル_その他控除_外国語 |
Other deduction etc |
- |
支給明細書の項目名称の印字において、印刷P設定で優先出力指定した控除項目の金額が合計された際、文字列値に設定されている文言で項目名称を印字します。※外国語で支給明細書を出力する場合のみ有効です。 |
・ システムパラメータ「支給明細書_外国語使用区分」の数値1が「1」の場合、言語の設定で日本語/外国語をチェックをオンにした場合、日本語と外国語の明細書をPDF形式で一括作成します。
・ 外国語での出力は給与システム管理マスタ(1.1.7)の支給明細書レイアウト区分が「出力項目拡張版」場合のiText方式のみです。
・ 外国語の支給明細書はWFの情報参照の給与/賞与明細書(13.8.2)から参照します。個人メニューの給与/賞与明細書(1.3.4)から参照はできません。
一括削除
・ システムパラメータ「支給明細書_外国語使用区分」の数値1が「1」の場合は、日本語/外国語PDFファイル及びデータが削除されます。
≪重要≫
・ 人事基本項目登録で管理されていない対象者は外国語での支給明細書の出力対象になりません。
・ 個人別メッセージは日本語と外国語の切り替えは行いません。支給明細書個人別メッセージ登録(3.4.18)に登録する際、必要に応じて言語を変えて登録してください。
≪ポイント≫
・ 外国語で出力される支給明細書は以下項目が日本語明細書と異なります。
会社名は法人名マスタ(1.1.2)に設定されている法人名称(外国語)を出力
社員の名称は人事基本項目登録(2.1.2)の社員名称英字
法人住所は出力しない
退職者住所は出力しない
扶養控除関係欄は出力しない
項目名称に出力する英語名称は項目定義マスタ設定(3.4.29)の「外語40文字」に設定されている名称の20文字までを出力(※「外語40文字」が設定されていない場合、項目値の出力は行いません。)
・ システムパラメータ「支給明細書_外国語使用区分」の数値1が「1」の場合に日本語/外国語を同時に一括作成後、処理終了時に表示されるダイアログの作成件数は日本語/外国語で作成された明細書の合計件数を表示します。
・ 作成されるPDFファイルは、日本語と外国語でフォルダが異なります。
日本語明細書:「(公開用帳票保存フォルダ)\明細書\(法人コード)+(支給年月)+(支給区分)\(支給年月)+(社員コード).pdf」
外国語明細書:「(公開用帳票保存フォルダ)\明細書\(法人コード)+(支給年月)+(支給区分)_en\(支給年月)+(社員コード).pdf」
(例)
法人コード:NB、支給年月:2012年4月、支給区分:給与(0)、社員コード:19000001の場合
日本語明細書:「(公開用帳票保存フォルダ)\pdf\明細書\NB2012040\20120419000001.pdf」
外国語明細書:「(公開用帳票保存フォルダ)\pdf\明細書\NB2012040_en\20120419000001.pdf」
・ 本機能実行時、または支給明細書(3.4.16)の印刷、ファイル出力作成時に2つのユーザ関数を用意しています。以下をご参照ください。
・ 支給明細書(通常版) ユーザ関数「S_KAO04900_USER」
・ 支給明細書(拡張版) ユーザ関数「S_KAO04901_USER」
フィールド
名称 |
入力/表示内容 |
桁数 |
型 |
必須 |
処理区分 |
明細書(Web公開用)の一括作成/一括削除を選択します。 |
オプションボタン |
||
支給年月 |
明細書(Web公開用)を作成する支給年月を入力します。処理区分が一括作成の場合に入力します。西暦6桁または和暦5桁(元号は和暦省略入力記号(アルファベット1文字))で入力します。 |
6 |
数値 |
○ |
削除対象年月 |
明細書(Web公開用)を削除する対象年月を入力します。入力した年月以前のデータが削除されます。処理区分が一括削除の場合に入力します。西暦6桁または和暦5桁(元号は和暦省略入力記号(アルファベット1文字))で入力します。 |
6 |
数値 |
○ |
支給区分 |
給与、賞与1、賞与2、賞与3、賞与4、賞与5の中から選択します。 |
オプションボタン |
||
配布区分 |
対象者、全件の中から選択します。 |
オプションボタン |
||
給与区分 |
<全件>全件を指定します。 |
ボタン選択 |
||
組織コード |
<全件>全件を指定します。 |
ボタン選択 |
||
社員コード |
<全件>全件を指定します。 |
ボタン選択 |
||
コメント |
3.4.16 支給明細書で設定したコメントを表示します。 |
表示項目 |
||
ボタン
名称 |
機能内容 |
実行(O) |
表示されている設定で給与/賞与明細書のPDFファイルを一括で作成または削除します。 |
取消(C) |
この画面で行った入力を取り消し、入力・編集前の状態に戻します。 |
(外国語の支給明細書を出力する場合)
フィールド
※外国語の支給明細書を出力する場合、下記項目が追加表示されます。
名称 |
入力/表示内容 |
桁数 |
型 |
必須 |
言語 |
日本語、外国語から選択します。 |
オプションボタン |
||
外国語コメント |
外国語明細書に出力する共通メッセージを入力します。 |
200 |
文字 |
|
支給明細書(2021年以降) 【サンプル帳票】
支給明細書(2018年〜2020年) 【サンプル帳票】
支給明細書(2017年以前) 【サンプル帳票】
支給明細書(拡張版)(2021年以降) 【サンプル帳票】
支給明細書(拡張版)(2018年〜2020年) 【サンプル帳票】
支給明細書(拡張版)(2017年以前) 【サンプル帳票】
支給明細書(拡張版) 外国語 【サンプル帳票】